アフィリエイトに対する2つの違和感と、今後の業界予測

公開日: ブログ・webビジネス・副業

girl10

ここがヘンだよアフィリエイト

web軍師です。体調悪い。
季節の変わり目に必ず風邪をひきます。

最近初めましてのアフィリエイターさんとお会いすると、嬉しいことに「ブログ読んでます!◯◯の記事参考になりました」なんて言っていただけることがあります。
ありがたいことです。

ただ、実はアフィリ読み物系の記事ってほとんど1年以上前に書いた記事ばかりなんですよね。
最近はずっとサボってました。すいません。

なので、久々にサラッと書いてみることにします。

今回は、

「アフィリエイトってここが変だよね」

と私が以前から思っている点について記事にしてみます。
アフィリに取り組んだ初期の頃からずっと感じていたんですよねー。
多分、同じようなことを感じている人は結構いると思います。

ここを考察するのは将来的な利益の確保とリスクの回避に繋がるような気がするのでまとめてみました。
サラッと書いたつもりだったけど、結局いつも通りちょっと長いですw

2つの違和感

早速ですが、私がアフィリエイトに対して違和感を感じてしまうのは以下の2点です。

・誰でも触れる
・一次情報が少ない。というか無い。

順番に解説してみます。

誰でも触れる

これはアフィリエイトのメリットでもあるんですが、誰でも成果報酬型広告をいきなり扱うことができるんですよね。
ASPに登録してブログやサイトさえ持っていればすぐに貼れてしまう。
一応ASPごとに審査があったりしますが、ほとんど意味無いようなw

web上の広告代理業を開始する上で最低限のリテラシーを学ぶ機会すらなく、いきなり扱えてしまうわけです。
コピペがダメなこととか、その理由とか誰も教えてくれないw

アフィリエイトだとこれが当たり前になってしまっていますが、広告業として考えるとやっぱり違和感を感じます。
「そりゃおかしなこと起きるに決まってるでしょう」という感じ。

例えば、テレビCMを素人が作って流していたら違和感感じると思いますし、そんなことはできません。

HP制作の仕事は比較的誰でも参入しやすい業種ですが、それでも契約を取るためには営業やら何やらありますし、クライアントや代理店からの指示も入ってきます。
その過程の中で必然的に広告業としての基礎のようなモノを学んでくる。
じゃないと継続的に仕事が取れません。

でも、アフィリエイトやグーグルアドセンスって本当にド素人でも取り扱いができちゃうんですよね。
言ってしまえば、自分が広告業をやっている自覚がない段階でも始められてしまう。
「設置しておくとなんか勝手にお金が入ってくるらしいよ!」みたいな(笑

誰でも始められるメリット

もちろんこの現状には理由があり、上記の通りメリットもあります。

参入障壁が低いことによって掲載媒体を増やすことができますので、広告主としては自力でサイト制作しなくても多くの媒体に広告を掲載することができ、尚且つ成果報酬なのでリスクがありません(ASPに支払う固定費はある)。

ASPとしては「弊社は◯◯媒体持っている」なんて営業することができ、契約が取りやすくなる、成果を上げやすくなるなどのメリットがあります。

アフィリエイトの市場規模を大きくしていくためには、この戦略(誰だって扱える)は避けられなかったという感じ。

また、アフィリって「第三者視点」が重要ですよね。
広告主ではできない形の訴求をしてくれることが重要なので、ある意味素人の存在が生きてくるわけで。

誰でも始められるデメリット

ただ、その反面デメリットもいっぱい。

本来広告業をやろうと思ったら避けては通れない新規開拓営業やクライアント折衝などの仕事をASPが全てやってくれていますので、その苦労を知らない、無自覚のままスタートしてしまう怖さ
広告主の存在を全く意識していない無茶な訴求や、反対に消費者の価値や利便性を無視した訴求も散見されますよね。

ちょっと前にアドセンス互助会の話題がチラッとTLに流れていましたが、これも同じ問題ですよね。
気持ちは分からなくもないけどw

コピペ問題、著作権、薬事法(薬機法)、景表法とか、自分が裸で直接法律と向き合っていることの意識の低さ、無さを感じる事例もたくさん見かけます。
確かにこの怖さを勉強する、肌で実感するタイミングって無いもの。

基礎がないまま始めてしまうことのデメリットはたくさんあります。

某社の事例

ちょっと前に、某超大手基礎化粧品メーカーのアフィリ広告の運用方法が一部で話題になりました。

最初は広く門戸が開かれたんですが、その後多くの媒体が継続提携却下を喰らいました。
結構件数をあげている媒体でも有無を言わさず却下でしたね。
その案件専用にサイトを制作した人もいただろうに。無慈悲な。

これに対して「アフィリエイターは舐められている」みたいな論調が多かったんですが、私は正直「広告主の気持ちも分からなくもない」と思ってしまいました。

流石にこのやり方はちょっとえげつない感じもしましたが、広告主として「意図しない訴求」「成果の上がらない媒体」と提携しているメリットって何もないですからね。
「誰でも触れる」というデメリットを無理やり解消した感じ。

じゃあ、最初から有力媒体だけでクローズドでやってくれよって話ですよね。
あ、そういえばそもそもクローズド案件だった。
最初にもっとしっかり説明してよねーって話か。

なかなか難しい問題ですよね。

ちょっと休憩

coffee3
いつも通り記事が長くなりそうなのでここでちょっとコーヒーブレイク。

実は現在、↓の記事が「ミュゼ」というキーワードで1ページ目をうろついています。

ミュゼの口コミ無視して100円契約してきた実体験を公開!

このままミュゼ公式サイトの下までいっちまえーーーー!
ミュゼのCV取りまくって、俺がミュゼの売上を上げてRVHの株価をぶち上げてやるぜコンチクショーーー!
第一四半期決算で3,000円までぶち上げるぞこらーーー!
天井を突き破れーーーー!

ゴホンゴホン、取り乱しました。すいません。

閑話休題。

一次情報が少ない。というか無い

私がアフィリエイトに参入して、研究のために上位表示しているアフィリサイトを見て最初に感じたのがこれ。
おいおい、みんななんで同じようなランキングばっかりなの???

実際に自分で組み立ててみて実感しましたが、確かに一次情報を得られるタイミングが無いんですよね。
その商品やサービスを実際に自分で経験して感じた情報くらい。
それを怠ったら本当に何もない。

通常、何らかの広告を作成する際、クライアントから情報をもらわないことなんてほぼありません。
HP制作の際はほとんど情報をもらえないことも確かにありますが、それでも最低限写真とか会社情報とか社長や担当者の人となりとか会社の雰囲気とか分かります。
そこから想像して「社長ご挨拶」とか創作するわけです(笑

でも、アフィリって広告主と話せる機会なんて最初はあるわけがないし、ASPからも情報はほとんど降ってきません。
必然的に、ネット上に落ちている情報から組み立てることが多くなってしまうんですよね。

なので、二次情報をこねくり回してどこかで読んだようなサイトが量産されていくわけです。
ひどい場合はコピペに近いリライト。

以前にメールで相談をもらったんですが、「案件のLPに書いてあることをまとめる以外に何を書いていいのか分からない」というご相談でした。
あーこうなっちゃうよねーって思いましたよ。

アフィリエイトは変わりつつある?

この問題って、従来は問題では無かったからこの状態で進んできているんだと思います。

つまりアフィリエイト広告の訴求面には一次情報なんて必要なくて、ありきたりな二次情報でいいからとにかく重要なキーワードの自然検索の上位を取ってきてねーって考え方だったと思うんです。

アフィリエイトに求められていたのは訴求の組み立てではなく面の確保だったということですね。

ただ、現状ちょっと状況が変わってきました。

以前は上位表示を決める要素はほぼリンクとドメインの強さだったので、誤解を恐れずに言えば訴求面なんて何でも良かったわけです。
というか、購買ニーズの高いキーワードならごちゃごちゃ書くより即ランキングのほうが売れやすいわけで。
「いい場所占めて、ランキング1位でうちのLPに流し込んで!」って話。

でも、現状は「記事の質」が重視されるようになってきています。
記事の質の話はややこしいのでここでは割愛しますが、その一つの要素として「オリジナリティ」は重要なんですよね。

そうなるとどうしても一次情報は必要になってきます。
二次情報だけでオリジナリティを出そうとすると、キャラ付けしたり小手先のテクニックになりがちです。

実際には広告主と繋がれなくても一次情報を得る方法は色々あるわけですが、やはり繋がってもらえるほうが手っ取り早いような。
クライアントの温度感が分かるというのも重要な要素ですよね。

例えば、「今は質よりも量。とりあえず量取ってきて!」とか分かれば攻めやすいですよね。

アフィリ広告の運用は難しい

私が思うに上記2つの違和感が放置されてきた理由として、

広告主がアフィリ広告を運用しきれていない
アフィリ広告は難しい

という要素があると思うんです。

ちょっと広告主の立場になって考えてみてください。
広告主にとって、アフィリ広告の運用ってホント難しいんですよ。

従来の広告って、内容を広告主がコントロールできない広告って存在しなかったと思います。
でも、アフィリエイトはどんな訴求をされるのか分からない。
一つ一つ全部確認するのは無理だし。

その代わり、マス広告と比べて「数字が見える」「費用対効果が分かりやすい」という大きなメリットがありますので、そこだけ意識してアフィリ広告を運用している広告主は多いと思います。

ROASとLTVから計算してとりあえず利益が出ていればいいよねーとか、アドネットワークと同じくらいの数字なら問題ないとか、場合によっては大手広告代理店に丸投げしていて、web広告全体での数字しか見てなかったりとか。

おかしな訴求をされたとしても、そこはもう代理店とASPに任せるしかないなっていう。
とてもじゃないけど訴求の組み立てやコントロールまではやってられないって感じ。

もっと言えば、広告主にとってアフィリエイターって得体のしれない存在だったと思うんです。
本当にそんな人達がいるの?みたいな(笑

直アフィリの広告主と相談してみて

以前に記事にしたように私は直アフィリもやっていますが、広告主であるクラッソーネさんのアフィリ広告に対する懸念もこの辺にありました。

自分たちが意図しない訴求をされて、例えCV数が上がってもブランドが毀損されたら意味がないということですね。

特に何度も言われたこととして、

「架空の事例を創作しないで欲しい」

ということがあります。

これ、ぶっちゃけ一部のアフィリエイターは完全に麻痺しちゃってますからね。
「え?アフィってまずは架空の実体験書くとこスタートでしょ?」みたいなw

でも、企業からすれば普通はこの感覚なんですよ。

ブランドを大切にしている会社さんほどその傾向は強いと思います。
クラッソーネさんの場合はクローズドで実際に見える範囲のみ媒体を広げていくことによって、この問題を解決していくことにしました。

違和感は徐々に解消していく方向に?

で、ようやく結論です。

アフィリ広告の浸透と広告主の成長、業界の成熟、Googleのアルゴリズム変更の兼ね合いもあり、私が感じた上記の2つの違和感はこれからどんどん解消する方向に進んでいくと思うんですよね。

つまり、

・誰もが扱うことはできなくなる
・広告主とアフィリエイターが積極的に繋がって、一次情報を含んだ濃厚な訴求が増える

ということですね。

実際、アフィリエイトの王道ジャンルである金融ジャンルでは上記の動きが始まっているような感じです。

正直私は金融はほとんど触っていないので肌感覚は分からないんですが、新規参入が難しくなっていることは間違いないでしょう。
なかなか提携すら降りないんだから。

TLに流れる金融ジャンルの修正指示の多さを見ても、訴求内容のコントロールにも着手している感じですよね。
濃厚な訴求のためでは無さそうですし、広告主から一方的に指示がきている感じですが(笑

金融の場合は広告主が強すぎるのでアレですが、その他のジャンルでも成熟すれば上記の流れになると思うんですよねー。
どうでしょうか?

例に挙げた某社のような事例も増えていくかもしれません。
初心者では提携の降りないクローズド案件も増えそう。

私はアフィリエイトバブル(?)はもう少し続くと思っていますが、「誰でも頑張れば月100万円」みたいなのは上記の要因で終わると思っています。
つまり、強い媒体と強い広告主がどんどん繋がっていき、新規参入が難しくなると思うんですよね。
最低限のリテラシーと経験を持っていないと、そもそも入ってこれないぞみたいな。

私としては去年の夏くらいから上記を踏まえた動きを重視していて、1年経過してようやく少しずつ形になってきた感じです。
まだまだ手探りの部分は大きいですが、直接的な収益にも繋がっています。

まとめ

普通にフラットに考えて、「誰でも好きな様に書いて広告できちゃう」ってのはやっぱり不自然で違和感を感じてしまうんですよね。
そんなのずっと続くかよって言う。
いや、随分長く続いてきたんで、これからも続いていくかもしれませんが。

上記の考察の通りに進むのであれば、アフィリエイトバブルは続くけどアフィリエイトドリームは終わるかもしれない。
少なくとも起きにくくはなるのかも。

人生においてチャンスってそう何度も巡ってこないんですよね。
チャンスを掴めるかどうかって、まずはチャンスをチャンスだと認識するところが重要だと思うんです。

どんな未来が待っているかは分かりませんが、今日もできることをやっていきましょう。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
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ミュゼ

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Webマーケター、投資家。

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