不遇な平仮名ランキングトップ20。1位はやっぱりアレ。
活躍する平仮名と、不遇な平仮名
普段誰もが何気なく使っている平仮名。
日本人で平仮名にお世話になっていない人はいないでしょう。
平仮名って改めて見ると何だか丸っこくてかわいらしいですよね。
あまり見過ぎると、例の「ゲシュタルト崩壊」が起こってしまうのでご注意を。
そんな私達に身近な平仮名ですが、50音というように50個もあれば中には不遇でかわいそうなヤツらも出てきます。
(実際にはや行、わ行があるので50個よりちょっと少ないですね)
どんな世界にも目立たなかったり嫌われたりするヤツらがいるものです。
今回は、そんな不遇な平仮名を独断と偏見でランキングにしてご紹介いたします。
不遇な平仮名ランキング 20位~11位
20位 「と」
意外と書きにくい。
下部の水平部分が速く書くとどうしても右上がりになってしまう。
上の棒とのバランスもなかなか難しい。
書きづらい、バランスの取りづらい文字は基本的に嫌われがち。
19位 「ね」
親戚の「わ」や「れ」に比べると、どうしても垢抜けない印象がある。
「あーまた毛先をくるっとするパターンねー」みたいな。
それ比べて「れ」の洗練っぷりときたらもう!
18位 「ひ」
妙におデブな感じになりがち。
何か垂れ下がっているみたいな形がちょっと卑猥。
17位 「ろ」
「ろ」の「毛先をくるっとパターン」で「る」がいるわけだけど、「る」が不思議とカッコイイんだよね。
妙にバランスがとれている。
その分、「ろ」はおまけみたいな印象があるね。
こちらが本家のはずなのに。
16位 「り」
左右のバランスが取りにくい。
せっかくかわいらしい音なんだから、もう少しかわいらしい文字にしてほしいところ。
15位 「な」
よくある「毛先をくるっとパターン」の亜種。
小さい子が「『た』をくるっとすればいいんだなー」と思って書くと罠にはまり、バランスの悪い変な「な」が生まれる。
意地が悪い。
14位 「ふ」
真ん中以外の3つがおまけみたいで、何だか不思議な文字。
他の平仮名と一線を画している。
それでかっこ良ければいいんだけど、何だかふざけているようにしか見えない。
13位 「も」
「し」に毛が生えたようなフォルム。
発音した時に感じる、何だか淫猥な響き。
いやらしさの象徴のような平仮名。
「もっこり」とか、盛り上がりを表しただけ単語のはずなのに、この存在感は何なの。
みんなも声に出して発音してみよう。
12位 「お」
平仮名の大ボス「あ」に似ているのが運の尽き。
「あ」に点を打つだけならまだ分かりやすいが、微妙に違うのもややこしい。
保育園児や小学1年生が平仮名を書いていて最初に悩むのは「あ」と「お」の違いだ。
もう少し何とかならなかったのか。
11位 「む」
何だか気難しい印象。
「むむむ。」なんて3つも続いたらさらに気難しい。
形も変な場所でくるっとする珍しいパターン。
不遇な平仮名ランキング 10位~4位
10位 「ゑ」
現代ではあまり使われないので不遇と言えば不遇だが、ネタ的にはよく使われるので不遇度はそれほど高くはない。
「る」に余分なものがついたようなフォルムはちょっとかわいそうだが、そのおかげで「『る』の下に変なのがついた平仮名」といえば大体通じる。
ある意味おいしいポジションを確立しているとも言える。
9位 「つ」
一筆カテゴリーの1体。
一筆カテゴリーはボスの「し」がスタイリッシュでかっこ良すぎるんだよね。
その分「つ」は悲しいかな割りを食っている。
「し」がずっこけたみたいなのも印象が悪い。
しかし、「つ」は地名である以上、余り悪く言うと三重県民に怒られるのでこの辺でやめておこう。
8位 「さ」
「き」の友達。
しかし「ち」の親戚でもある。
「さ」が不遇だと感じるのは、のぼり旗などに書かれたとき。
たまたま反対側から見た場合に、他の平仮名はそのまま読めるのに、「さ」は不思議と「ち」に読めてしまうのだ。
人間の脳は不思議である。
そのおかげで、「おさんぽ」なんてのぼり旗をたまたま反対から見てしまったときはギョッとする。
7位 「い」
簡単そうで、書いていてバランスが取りづらくてしょうがない。
妙に引っ傾いた「い」を書く人もいるし、小さくなって濁点と見分けがつかなくなっている場合もある。
せっかくうまく書けていても見過ぎるとゲシュタルト崩壊を起こしやすく、うまいのか下手なのか分からなくなる。
我々は普段2本の棒の隙間に何かを見ていることがよく分かる。
6位 「を」
重要な平仮名なので活躍の場は多いのだが、とにかく書くのが難しい。
バランスを取るのに苦労する。
発音も「お」なのか「うぉ」なのか2派に分かれてややこしい。
どうやら家庭や小学校の教育、地域によって変わるようだ。
滅多に使わない機能、「キーボードの平仮名入力」において、なぜか「わ」と同じ位置に配置されていて、シフトを押さないと出てこないという不遇っぷり。
「へ」の右が空いてるのに。
5位 「ゐ」
10位の「ゑ」に比べると不遇度が高い。
どうしても「ゑ」のほうがネタにしやすく、セットの「ゐ」のほうが話題に上がりにくい。
こちらも「の」に余分なものがついたようなフォルムであり、さらに「『の』に変なのがついた平仮名」では通じないのが悲しい。
4位 「ち」
いやらしい文字の頭文字になりすぎて、この文字を見ただけでちょっと赤面してしまう。
「ちくわ」とか「ちんすこう」がもう少し活躍してくれないと、その印象は拭えないだろう。
もう、「ちくわ」や「ちんすこう」すらちょっといやらしく見えてくるもんね。
不遇な平仮名ランキング ベスト3
3位 「へ」
もう色々と不遇。
カタカナの「へ」と見分けが付かないのが非常にめんどくさい。
もう少し見分けが付くように何とかならなかったのか。
1文字で「おなら」の意味を担ってしまうのも印象が悪い。くさい。
何より響きが間抜けすぎる。
ふざけてんのかへりくだってんのかはっきりしなさい。
2位 「ゆ」
おそらく、書いていて一番バランスの取りにくい平仮名。
それ故に嫌われる。
特に一筆バージョンを久々に書こうとすると、わけの分からないものが出来上がる。
「これは一体なんだろう?」と不安になる。
平仮名を習う保育園児、小学1年生としても、最も苦労する平仮名の一つ。
小学生低学年になっても上手く書けない子が続出。
嫌われ度はナンバー1だろう。
1位 「ぬ」
キングオブ不遇平仮名はもちろん「ぬ」。
まず、「ぬ」で始まる単語がほとんどない。
それにも関わらず、その少ない単語は何だかちょっとマヌケなものばかり。
「ぬすっと」「ぬま」「ぬるまゆ」「ぬめぬめ」「ぬりかべ」などなど。
動物系も「ヌー」「ヌートリア」など、パッとしないものばかり。
形も何だかおかしい。
「め」の「毛先をくるっとパターン」なんだけど、妙に書きづらい。
あんなところでくるっとするスペースはないんだよ。狭いよ。
単語数が少ない割に、「脱ぐ」「ヌード」「ぬるぬる」「抜き」など、そっち系のワードは結構あるのも印象が悪い。
最も輝いているワードで「ぬりえ」くらいかな。よわー。
発音からしてマイナー感は拭えない。
実際に声に出して発音してみてよ。
「ぬ」
ほら、どうしてもポジティブな感じはしない。
今後余程のスーパースターが現れない限り、ネガティブな印象からは脱却できないでしょう。残念。
まとめ
普段何気なく使っている平仮名たちの中にも、イケメンと不細工がいることがお分かりになったと思います。
記事を書き終えて、読み返して感じたことは、「下ネタ多いな!」ということ。
切り口を考えたら、自然と溢れてしまいました。
溢れちゃう…BE IN LOVE。
ちなみに、平仮名のボスは前述した通り「あ」でしょうね。
やはり先頭なので、目立ち度が他とは一線を画しています。
学級委員タイプですね。
イケメンスポーツマンなのは、「か」でしょうねー。
うまく書けるとやはりカッコイイんですよ。
「かっこいい」の「か」ですしね。
イケメンに愛着を持って使うもよし、不遇なヤツに同情してかわいがってやるもよし。
みなさん、改めて平仮名を大切に使ってみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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