芸能人格付けのGACKT連勝記録はやらせなのか数学的に考察
もはや元旦の風物詩「芸能人格付けチェック」
あけましておめでとうございます。
今日は1月1日元旦、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私の元旦は嫁さんの実家に行って夕ご飯を食べつつ、「芸能人格付けチェック」を見るのが定番行事です。
「Aだ!」
「いやBだ!」
「GACKTやっぱりすげーなー」
「いや、お義父さんもすごいですよ!GACKT並ですね!」
なんて言いながら嫁さん家族と楽しんでいますよ。
芸能人格付けチェックは既にお正月の風物詩となってしまいましたね。
そんなご家庭も結構多いのではないかと思います。
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GACKTの連勝記録はヤラセなのかホンモノなのか?
芸能人格付けチェックを毎年見ている皆さんとしては、どうしても気になっていることが一つあると思います。
というか、それが気になってこの番組を見続けている方もいることでしょう。
そう、GACKTの連勝記録はヤラセなのかホンモノなのか?ということですね。
この話題で盛り上がっているご家庭も多いと思いますし、もしかするとこれが火種となって正月早々喧嘩したご家族もいることでしょう。
今回は連勝記録がストップしたことで、「ほら、やっぱりガチでしょ!」と言っている人が増えているかもしれません。
GACKTの個人連勝記録は未だ無敗の42連勝まで伸び、翌年に持ち越されましたけどねー。
この話題について、確率大好きの私が数学的にズバッとアプローチしてみます。
ええ、夢のない答えを導き出してしまいますので、来年以降も番組を楽しみたい方はこれ以上読まないほうがいいかもしれません。
どうしてもからくりを知りたいという方はこの先を読んでみてくださいね。
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GACKTの連勝記録はずばり・・・
最初に結論から書いてしまいます。
GACKTの連勝記録、
残念ながらヤラセです。
演出です。
もちろん確証はありませんし、プロデューサーに裏を取ったわけではありませんので断言はできません。
あくまで私の導き出した一つの推測です。
しかし、数学的に考えれば99%の確率でヤラセだと言えてしまう現実があります。
今回はそれを数字に詳しくない人でも分かりやすいように解説してみます。
GACKTの連勝記録を分解
まずはGACKTの連勝記録をちょっと分解して考えてみましょう。
この番組を昔から見ている人は分かると思いますが、「GACKTの連勝記録」と言いつつ、その半分近くは「GACKTの相方」が2択を選んでいます。
そしてその相方は毎年のように変わっています。
ヤラセを疑っている人で、ここが気になっている人も多いのではないでしょうか?
単純な話、GACKTの能力が飛び抜けていて100%正解を導き出せるとして、相方が正解し続けるのはちょっとおかしくない?ということですね。
歴代のGACKTの相方
ここで歴代のGACKTの相方を振り返ってみましょう。
2009年 吉田秀彦
2010年 つんく♂
2012年 紀里谷和明
2013年 魔裟斗
2014年 西川貴教
2015年 鬼龍院翔
2016年 北山宏光・中山優馬
このメンバーでGACKTの39連勝のうち、半分近くを稼いでいるわけです。
一流そうな人もいれば、大丈夫かな?と思う人もいますね。
そして今年、40戦目を北山宏光、中山優馬の二人がとうとう止めてしまったわけですねー。
芸能人格付は1回の放送につき6問出題されています。
GACKT個人の連勝記録が42ということなので、7年×6問=42で計算は合っていますね。
そしてこの6問のうち、半分は相方が答えることになります。
ただ、ペアの両方で答えられる問題もありますので、少なく見積もって相方だけで答える問題は1回につき2問、7年で14問とします(実際はもう少し多いかも)。
問題の形式について考察
次に、問題の形式について考えてみましょう。
この番組で用意されているような問題は、学校のテストのように「確実な答え」はありません。
あくまで感性をチェックするようなテストですので、学校のテストのように「100%の正解を導き出す」ということはあり得ないんです。
例えば、食べ物の素材に関する問題。
高級品と安物に明らかに味の違いがあったとしても、調理後の保存状態とか、食べる部位によるブレとか、調理方法によるブレとか、いくらでも100%にはならない要素が出てくるわけです。
これは番組側がいくら完璧に準備したとしても防げるものではありません。
お肉だって冷めたら味変わっちゃうでしょ。
他の問題でも、上記のようなブレの要素は色々と考えられるでしょう。
そういう形式の問題の中で、GACKTの能力、感性が非常に高いと仮定した場合でも、正答率は良くて90%が限度です。
構造的に100%は無理なんですよね。
一方、GACKTの相方のほうはどうでしょうか?
その他の芸能人が2択をあれだけ外しまくっている中で、70%の正答期待値があれば十分すごいと思いませんか?
平均的に10問中7問は正解できる能力を持っているということです。
おそらく、全参加者の平均正答率はちょうど5割くらいだと思います。
毎回バラバラの相方さんがGACKTと同じ90%の正答率を持っているとはとても考えられませんよね。
仮にもしそうだとしたら、GACKTも大してすごくないじゃん!という話になってしまいます。
ですので、かなり良さげに見積もって、GACKTの正答期待値を90%、相方を70%と仮定しましょう。
連続正解の確率を計算
上記の条件で、相方さんが14問の2択を連続正解する確率を計算してみましょう。
0.7の14乗になりますので、答えは0.006782、およそ0.68%になります。
これを言い換えると、143回収録して1回だけ起きる奇跡となりますね。
奇跡起きたよ!GACKTの持っているパワーのおかげか?
さらに、残りの28回(42-14回)はGACKTが選択したとしましょう。
0.9の28乗に上記の0.68%を掛けると、答えは0.0003549、およそ0.04%まで落ちてしまいます。
2500回の収録で1回起きる奇跡ですね。
1年に1回のお正月特番ですので、2500年に1回起きるおめでたいものを我々は見ていることになります。
いやーおめでたい。このタイミングで生きていて良かった!
7年は引っ張りすぎた
あなたはこの数字の現実をどう思いますか?
ぶっちゃけ、これはガチでは無理ですよね。
1年間、2年間なら全然起きうる範囲なんです。
ただ、7年は無理だ。やり過ぎた。引っ張りすぎた。
いわゆる天文学的数字になってしまっているわけで。
せめて全問GACKT自身が答えられる仕組みであれば、めちゃくちゃ高い正答率95%の42乗で0.1159、およそ11.6%。
これならなんとかあり得る範囲だったかも。
やはり相方が答える仕組みでの全問正解というのが一番の穴ですよね。
あ、今回1問間違えてますけどこれは計算上大して変わりませんので無視しています。
結局のところ、視聴率の誘惑に番組構成側がやられてしまったわけですねー。
実際、視聴率はかなりいいみたいで。
今年はGACKT部屋まで作って演出し、GACKTのCM跨ぎを何度か見ましたよねw
あの演出だけで視聴率を相当引っ張れるわけです。
こんな美味しいコンテンツ捨てられるかい!っていう。
正しい判断だと思う
これは番組制作側が確率があまり得意ではない、もしくは分かっているけど視聴者はそんなことまで考えないだろうという考えが見え隠れします。
どちらかと言えばあまり確率のことまで考えていないと思いますね。
「そろそろやり過ぎだしそろそろ飽きられる頃だから、今年は不正解にしませんか?」
「いや、まだ引っ張れる。GACKT不正解はまだ早い。今回は相方不正解のパターンでいこうや」
「それいいっすね!じゃあ不正解で視聴率取れるメンツとパターン考えときますね」
「GACKTがキレるだけで相当数字取れるぞ」
むむむ、急に頭の中にこんな会話が流れ込んできたぞ!w
もちろんこれは私の勝手な妄想ですからね。
というか、上記の計算式も全て私の勝手な妄想ですからね。
どう捉えるかはこれを読んだ貴方次第。
妄想ついでに書いておくと、おそらく最初の2年程度はガチでやっていたと思います。
で、たまたま連勝してしまい、そこがコンテンツとして重要なポイントになってしまった。
視聴率で明らかにそれが浮き彫りになってしまった。
だとすれば、番組の構成上そこを強化していくのは当然のことだと言えます。
別にガチでも演出でもいいんですよ。
お正月に家族みんなでワイワイ盛り上がることができればそれでいいんです。
ガチでも演出でも立派なエンターテイメントになっているわけですからね。
もっと言えば、この「GACKTヤラセガチ論争」自体がプロデューサーのし掛けとも言えるわけです。
こんな記事を書いている私もまんまと乗せられているわけですね。
ですので、個人的にはこの方向性に舵を切ったプロデューサーの判断は正しいと思います。
あえて何度も言いますが、これは全て私の妄想ですよ!
来年の正月に期待!
これを踏まえて、来年の芸能人格付けチェックを見るのは実は結構楽しみですよね。
次はどんな絵を描いてくるのか?
とうとうGACKT不正解パターンで来るのか?
そうだとしたら果たしてどんなドラマを用意してくるのでしょうか?
いやいや、そもそもガチだってば!
それぞれの思惑を抱えつつ、また1年後に家族で過ごすお正月を楽しみましょう。
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Comment
二人で協力してやる場合はまず正答率が上がります。ガクトの正答率が90%だとしたら正答率が例えば95%になる。計算やりなおし。
コメントありがとうございます。
なぜ正答率が上がるのでしょうか?
計算方法が分からないのでご教示ください。
来年は是非ともGACKTに間違って欲しいですねww
ペア問題でですが、吉田さん、つんくさん、マサトさんはそれぞれ1問ずつ不正解の札を挙げてしまいその都度話し合いの末ガクトさんの選択した方を選んでらっしゃっていたのでそれも考慮するとだいぶ変わるんじゃないでしょうか?? 本物が分かる人は世の中にはいると思いますよ。一般人がカレーとビーフシチューを食べ比べて二分の一で外すってことはないですよね?そんな感じじゃないんですかね?格付けは質の良いものを二択で当てるクイズですからいろいろな分野に精通してるガクトさんなら正答率を97%くらいに見積もっても良いんじゃないですか?万が一ヤラセだとしてもあの反応が全て演技でできるならそれはそれで一流ですね笑
長文失礼しました!
コメントありがとうございます!
建設的なご意見、大好きです。
> ペア問題でですが、・・・
これは考慮しています。
記事中で相方だけで答える問題を14問としているわけです。
相談して答えられる問題にはガクトの正答率を適用しています。
> 本物が分かる人は世の中にはいると思いますよ。
間違いなくいるでしょう。
なので、ガクトが例え100%と仮定しても相方問題だけで確率的におかしいよと指摘しているわけですね。
> 格付けは質の良いものを二択で当てるクイズですからいろいろな分野に精通してるガクトさんなら正答率を97%くらいに見積もっても良いんじゃないですか?
これ、記事にも書いていますが条件を完璧に整えればこれくらいのことはあり得るわけですよ。
でも、いくら制作費をかけたとは言え所詮スタジオでの収録なんですよ。
例えば食材の調理だって本格的な厨房でやるようなことはできなかったり、食材の保存状況が悪かったり、出来上がったあとすぐに食べられるわけではありませんよね。
というか、TVの収録現場を想像していただければ分かると思いますが、結構杜撰ですよ。
もっと言うと、プロデューサーとしてそこに拘りなんて持たないということです。
そこにお金をかけるならガクト部屋を作る方にお金をかけますw
> 万が一ヤラセだとしてもあの反応が全て演技でできるならそれはそれで一流ですね笑
あえて記事では触れていませんが、ガクトって曲は大して売れてないのでそもそもの存在自体が謎なんですよ。
どこに金があるんだっていう。
なので、あれくらいやれても何も問題ないというか、だからこそ一流芸能人なんですよね。
ちなみに私はマリスミゼル時代からファンですよ。
今でもよくカラオケで歌いますw
おっ、返信ありがとうございます!
> ガクトが例え100%と仮定しても相方問題だけで確率的におかしいよと指摘しているわけですね。
管理人さんはガクトさんを90%、ガクトさんの相方を70%で計算してますが、今年のジャニーズのお二人は別として毎年ガクトさんの友人が出演されています。類は友を呼ぶと言いますし、相方さんを85%以上と見積もって計算しても良いのではないでしょうか?しかもつんくさん、西川さんや鬼龍院さんは仮にもミュージシャンですし桐谷さんもミュージックビデオを撮ったりする仕事ですし、元奥さんはあの宇多田ヒカルさんです(関係ないかな笑)。毎年相方だけが答えるのは二問しかないうちの一つが音楽の問題ですしね。個人的にはガクトさん97、相方さん90とおもってますけど。
> いくら制作費をかけたとは言え所詮スタジオでの収録なんですよ。
例えば食材の調理だって本格的な厨房でやるようなことはできなかったり、食材の保存状況が悪かったり、出来上がったあとすぐに食べられるわけではありませんよね。
ここなんですけど質の良いAと質の普通のBがあるとして、質の良いAを例えば100のクオリティーと仮定して、質の普通のBが50としますよね。その場合ご指摘されたようにスタジオ収録のために本来の質を保てず多少劣化したとして10%くらいクオリティーが下がってしまったとしてAが90にBが45くらいの質になってしまったとしたら理解できますが食べ比べる際にはAとBの質の差は変わらないのでより質の良いAを2択なら選択できると思うので、正答率に多大な影響はないように思います。
>もっと言うと、プロデューサーとしてそこに拘りなんて持たないということです。
そこにお金をかけるならガクト部屋を作る方にお金をかけますw
ゔーん、ここの裏事情は分からないのでなんとも言えないですね。しっかりしたプロデューサーさんであってほしいものです。
>ガクトって曲は大して売れてないのでそもそもの存在自体が謎なんですよ。
どこに金があるんだっていう。
ガクトさんは作詞作曲されてますしまぁミリオンヒットはないみたいですがスマッシュヒットでも印税って結構入るんじゃないですかね?確かオリコントップテン入り数男性ソロで歴代1位だったような? 以前テレビで虎舞竜のロードで未だに年に一千万円以上入ってるってテレビで見たことあります、カラオケ収入とかも含めてだったかな?印税って凄いですね。あれだけ才能ある人なら他のビジネスで成功してるんじゃないですかね。ちょっと前にブログでそういうような話してましたよ。
ガクトさんがヤラセなら相方さんもやらせなんですかねぇ、金爆好きなんでヤラセじゃなければイイなぁと思います!
仰っていることはよく分かりますし、もちろんその可能性も十分あります。
どちらが正しいかはやはり闇の中でしょう。
その問題提起をしているのが私の記事であり、改めてキッカケになれば幸いです。
実は製作者ってそもそもの意識が違うんですよ。
この記事を書いている私ですら、この番組がヤラセだと言い張りたい、検証したいわけでなく、そういう見方も十分できるよねーと投げかけることで一つのコンテンツが成り立つわけです。
読んでいるほうはむずむずしたり、反論したくなったり。
で、テレビの製作者もこういう感じなんですよ。
視聴者は、「ヤラセかガチか?」を考えますよね?
でも、製作者の2択は、「ヤラセか演出か」なわけですよw
そもそもガチにこだわろうなんて思いません。どこまでいっても結局は番組を作ってるんですから。
どうやったらいい番組になるのか必死に考える。
もちろん、如何にガチっぽく見えるかという演出にこだわる場合はありますよ。
結構gackt好きなんで毎年見てるけどそもそもヤラセなんかオファーされたら本人ことわりそうだけどなぁ、ファンの人ならわかるだろうけどプライド高くて超ストイックな人だから正解教えてもらわないとわからないだろうって番組側に思われた時点でキレてるでしょ。
昔NHKのドキュメンタリーで屈強な現地人を現地のレスリングみたいので打ち負かしたのをみてこの人ただものじゃないって思ったけどね。しかもあえて一番強い師匠?を選んで倒したんだよね。今さがしてみたらあったわ、gackt in madagascar 05って youtubeに。これをヤラセは無理だろうしね。
幼少期からクラシック音楽や格闘技やらされたりして厳しく育てられたみたいだし、字も達筆だからなんでも極めないと気が済まない人なんじゃないかな?
ガクトが最高のエンターテイナーであることは間違いないんです。
だって、そういう謎の部分を全く見せないわけで。
ガクトの存在自体がエンターテイメントでありコンテンツになっているし、本人はそこに強烈なプロ意識を持っていると思いますね。
私も同じ様な計算した事があるし、ガクトの件はヤラセだと思います。
ただ、ガクトの正答率を90%にするのは、
ガクトを信じ切ってる人には低い数字と映るでしょうから、信じてる人を説得するのは難しいでしょう。
まあ相方が連勝を続ける時点で嘘100%ですけどね。
正月に実家で見てましたが
親父まで信じてたのがショックでした。
2chの番組chで見る限りでは、ヤラセとの意見の方が多数派だったので少し安心しましたが、
それでも信じてる人もそこそこいました。
ちょっと考えればヤラセなのは分かりそうなものですが、世の中ピュアなハートの持ち主が結構いるもんだと思いました。
色んな見方があるのは何も問題ないと思いますよ。
多くの人がそれで楽しめたり、問題提起して話題にできたりすれば、その時点で番組制作者の勝ちでしょうねー。
ガクトの連勝記録がストップの件に限って個人的な考えを言うと
アマの吹奏楽団の間違えだったと思うけどあの吹奏楽団は楽団の中でもかなり特殊で、学校柄、プロ並み、それ以上100万円の楽器とか下手するとプロよりいい楽器使ってる人が結構いる。
実は講師も桁外れにいい人材揃えてる、から音質自体がおそらく音大を揃えた自衛隊の音楽隊より上の部分もあり
数年前に大学のコンクールの全国大会優勝していたりで
普通の平均的アマ楽団レベルとは言えず
むしろ自分的にガクトの耳の信憑性が高まった。
競馬は詳しくないですけど競馬に例えてみると、日本の競馬に海外遠征してた馬連れてきたようなものかなぁと思います。
当方、料理人をしておりまして、ソムリエの資格も持っております。
毎回楽しみに番組を拝見しておりまして、番組を見た後には料理人仲間の間でも話したりします。
世間では皆さま色々な意見がお有りだと思いますが、
一つプロの視点から言わせて頂きますと、
番組で出されるワインや食材に関する問題に関しては(他の問題は分かりませんが)、
味覚、嗅覚が確かで、
且つ本物の味を知っている人間であれば、
まず間違える事など有り得ません。
ワインであれば、ラフィットの最大の特徴である独特の”香り”は、他のどんなワインにもありません、嗅いだ瞬間に分かります。
例えばラフィットの違う年の物を二つ用意し、更に双方年代が近く当たり年の優秀な物同士を比較する、
ならば難しいかもしれません(しかしプロは確実に判別します)
また牛肉であれば飛騨牛と同じレベルの歩留まり等級と肉質等級の牛肉を用意するなら難しいかもしれません(それでもプロは確実に判別します)
が、
番組で出されていた物に関しては、正確な味覚嗅覚そして知識さえあれば間違える事はまず無いでしょう。
他の食材に関しても、調理状態如何に関わらず同じです。
一流の料理人は出汁一つにしても、
何処の産地の材料のどの部分を使ったのか、出汁の取り方や手順、出汁を取る際の温度や調理時間に至るまで判別します。
これは能力や知識の問題であり、
確率は関係がありません。
正確な”視覚”を持ち”赤色”を知る方に対して赤い物を見せ、
「これは赤色ですか?青色ですか?」
と問うようなものです。
プロの料理人で無くとも、本物の味を知る方は世の中に大勢おられます。
Gacktさんもそういう方のお一人なのだと思います。
これは先日仲間内でも話していた事なのですが、
飲食の問題に関して言えば、
不正解だった方々や、やらせだと仰っている方々は、単純に本物の味を知らないだけなのだと思います。
一度知ってしまえば、判別はそれ程難しくはありません。
まず、確率的に考えるのはナンセンスですね。彼の選択は、十分自分の経験などを踏まえて熟考した上での判断であり、正答確率が90%のコンピュータで判断しているのとは訳がちがいます。