30代独立のリアル。失敗を繰り返した2014年を振り返り。
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ブログ・webビジネス・副業
無謀な独立を色々な視点から振り返ってみる
そこら中に2014年の振り返り記事が溢れていますね。
私もそれに便乗して振り返り記事を書いてみたいと思います。
ブログやアフィリエイトの振り返り記事はちょっと前に書きました。
参考:トレンドアフィリエイトで稼げない!方向転換し月収40万に!
ですので、今回は独立、起業のことについて書いてみたいと思います。
30代家庭持ちのアテのない無謀な独立に興味がある方は読んでみてください。
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運が良かった
私は今年特に仕事のアテも無く勢いで独立しました。
コネもなく、取引先も1社もありません。
そんな一年を振り返ってみて感じることは、
「運が良かった」
正直に言ってこれに尽きます。
今年は本当に色々なことがありたくさん失敗して色々な経験をさせてもらいましたが、総じて結果的には運が良かった。
例えば、アフィリエイト一つとってみてもこんなに短期間に結果が出るとは思っていませんでした。
確実にタイミングが良かった。
受託貧乏にだけはなりたくない
私にとってブログ運営、アフィリエイトと言うのは本業のための実験の場所であり、且つ一事業という感じです。
自社事業というか。
独立した当初から考えていたこととして、「受託貧乏にだけはなりたくない」というのがありました。
仕事って頑張って安く受ければいくらでも取れると思うんですよ。
世の中に何かを手伝って欲しい人はいくらでもいるし、自分の得意分野であればそのお手伝いはいくらでも出来る。
それこそクラウドワークスで100円で1記事書きますって言えばいくらでも仕事が取れますよね。
でも、私がこれまで経験してきた会社で、受託メインの会社は大体キャッシュフローがきつかった。
逆に自分で稼ぐ仕組みを作っていた会社は常にキャッシュが潤沢だった。
私の前職はフランチャイズの本部だったわけですが、やはり仕組みが出来上がっている会社は強い。
例えフランチャイジーが経営悪化で自己破産したとしても、本部は少しも揺るぎません。
むしろまたその物件を新規で売って契約金が入ってくるから儲かってしまうくらい。えぐい。
逆に、もう一つ前の会社は典型的なweb制作会社でした。
ブランディングには成功して技術力もそれなりにあり、クライアントからは結構高い金額で受注していましたが(私が営業として売っていました)、それでも経営は常に苦しかった。
社長が数字に疎かったというのが一番のネックだったわけですが(笑)、常に受託を取り続ける限界を感じましたね。
自社事業のいくつかが運良く軌道に乗った
なので、アフィリエイト含め色々な自社事業を計画し、失敗もたくさんありましたがネット物販事業などいくつかがそれなりに収益貢献してくれました。
リスク分散しながら努力した結果とも言えますが、単純に運良くお金になった部分も大きいと思いますねー。
普通は自社事業なんてそんな簡単に芽が出るものでも無いですから。
今年スマホのシェアが拡大しましたが、その波に乗れた部分もあると感じますね。
来年は今年実現できなかったアプリ事業に参入したいですね。
もちろん私はアプリのプログラミングなんてできません。
点が線になった
もう一つ感じることとしては、
「ようやく点が線になった」
という感覚が非常に強い。
これまでこのブログに何度も書いていますが、私は多分一般的な人よりも今までにたくさんのことを経験していると思います。
転職経験も1回や2回じゃ無いし、副業で稼いだ種類も1つや2つではありません。
今まではそれらが個別の事象だったんですが(転職経験の多さなんて大体マイナスになるよね)、独立して全て繋がったという感じがします。
投資の力は私を支えてくれました
例えば、私の無謀な独立を精神的に支えたのは「投資の力」でした。
投資歴は10年以上、ライブドアショック後はコテンパンにやられましたが、その経験を活かしてここ数年は安定的に稼いでいます。
ですので、普通のサラリーマンがいきなり独立するのとは気持ちが大きく違うと思いますね。
ぶっちゃけて言えば、生活費を投資の収益で賄っていました。
こういうことは世間一般から言えば「無謀」であり「無責任」と避難されがちなんですが、私としてはその言葉のほうがよほど「無責任」だと思います。
もうね、そんな正論どうでもいい。
大企業ならまだしも、一つの中小企業にしがみついていくことのほうが私には将来を見据えるとどうしてもリスクだと感じました。
もしかするとそのリスクは大企業だって変わらないかもしれません。
私の連れは新卒でソニーで働いており、当時は世間的に見れば勝ち組サラリーマンだったはずですが、今は例のアレで事業部、事業所ごと閉鎖され、帰れる見込みのない転勤で働いていますよ。
こちらに家を買って、住宅ローンを抱えて身動きが取れず単身赴任ですよ。
そんな事例、あちこちに落ちていると思うんですけどね。
色んなことが繋がっていく、繋げていく
このブログの運営でも、私がこれまでに多くの副業で結果を出しているという事実はプラスに働いていると思います。
また、比較的短期間でアフィリで結果が出せたのも、これまでの経験からくる自信は大きいですね。
私は現在webマーケターとしての仕事を少しずつ増やしていますが、転職経験の多さもプラスになっています。
単純な話、web業界の人ってweb業界しか経験のない人も結構いるんですよ。
そういう人は何かの課題を解決するときに、どうしてもweb上の施策ばかり考えてしまう傾向があります。
やれSEOだ、やれリスティングだ、やれコンテンツマーケティングだってね。
幸い私は他業種もいくつか経験していますし、そもそも投資家としてあらゆる事業、ビジネスモデルの研究をしています。
これは今までは趣味の延長というかほとんど投資でしか役に立ちませんでしたが、事業をしていく上では自分の事業を組み立てる上でも、他社の事業のお手伝いをする上でも役に立っています。
結局、webというのは一つの手段に過ぎないわけで、webマーケティングを考える場合、全体的なマーケティング戦略を考える必要があるんですよね。
ぶっちゃけ、会社の組織構造を変えなきゃ解決しないよねーなんて案件はたくさんありますよ。
一人のweb担当者のサポートをしても、会社にその人をサポートする体制や意欲が無ければ担当者は潰れますよ。
退職して一からやり直しですよね。
そんなことは元々分かっていたけども
思えば、「点が線になった」という事はたまたまこうなったわけでは無くて、独立する前からずっと考えていたことではあります。
ずっと前から、自分はサラリーマン側では無くて独立する側だ、という意識は持っていました。
大学生の頃から自分の学費や生活費は捻出していましたしね。
しかし、そこは人生の難しいところ。
自分の人生というものはそう簡単に自分の思い通りにはいきません。
多くの矛盾をはらんでいるものです。
独立する側だという思いはありつつも、そう簡単に独立なんてできるもんでもないですよね。
私は20代中盤でも一度独立しようとして失敗しているので、その怖さもあったのかもしれませんねー。
他人に独立は勧めない
私は他人に安易な独立は勧めません。
自分でしておきながら、他人には勧めません。
単純な話、勧められて独立するような人は多分失敗してしまう可能性が高いと思います。
自分で決断しなくてはいけません。
答えなんかないよ
今年一年で私が一番学んだことは、
「答えなんかない」
ということです。
独立して全ては自分の決断次第、自己責任という意識は強く持っていましたが、そうは言っても今年前半は精神的に甘えている部分はたくさんありました。
しかし、色々な出来事を経験をした事により、改めて「答えなんかない」「答えなんか誰にも教えてもらえない」という当たり前のことに気付かされました。
思えば、世の中の全ての経営者は答えの無い中で決断を迫られるわけです。
小さいながら私にもその決断の連続が襲ってきました。
最初は戸惑いもありましたが、最近はその決断の連続が楽しくなってきました。
多くの人は答えを求めすぎている、答えがあると無邪気に信じている
逆に言えば、世の中の多くの人はびっくりするくらい答えを求めています。
答えがない、指針がないという不安定な状態が苦しいんですよね。
サラリーマンという状態は、ある種の答えをもらい続けている状態なのかもしれません。
答えがあることに慣れすぎている。
ですので、「答えなんかない」「答えなんて教えてもらえない」と開き直ってしまえば、大体のことは結構簡単に勝ててしまうような気がしています。
もちろん今は自分の勝負している分野がたまたまヌルいだけかもしれませんけどね。
今後も検証していきたいと思います。
逆張り精神は重要だと思う
答えのない中で、私が唯一答えらしきモノとして重要視しているのは「逆張り」という考え方です。
アフィリでも事業でも投資でも、世の中の大多数の人の心理を考え、その逆をつくことを意識しています。
今のところ結果的にはそれが上手くいっていますね。
理屈としては簡単です。
多くの人は答えを欲しがる
↓
多くの人が似たようなことばかり実行する
↓
需要と供給に偏りが生まれる
↓
需要が多くて供給の少ない部分を見つけ、他人がやっていないことを実行する
これだけです。
逆張りの事例
アフィリで言えばニーズが多いけどあまり他人が狙わないキーワードや切り口を狙う。
事業で言えばニーズが高いのにめんどくさいから多くの人がやらない、やっている人はwebのことしか分からないような分野を狙う。
投資で言えば参加者全体の心理を考え、そのピークアウトで怖がらずに逆張りをするということですね。
言い換えれば「多くの人がやっていることはやらない」という決断とも言えます。
逆張りと言っても、単純に逆らうという意味ではないですよ。
例えばアフィリで誰も使わない商材を必死に紹介しても売れない可能性が高いし、ニーズの無い記事を書いても読まれません。
為替で今回の円安相場で無理に売りで入っていたらしんどいだけです。
相場や市場に逆らうのではなく、多くの人の心理の逆を考える、という感じですね。
これはたまたま私に合っている手法で、再現性があるのかどうかは分かりません。
私は元々天邪鬼なので、何かを疑うことが好きなんです。
まとめ
というわけで、今年一年は色々なことがあっただけに、振り返りもごちゃごちゃで訳が分かんない感じになってしまいましたね。
と言いつつ、来年は今年以上に新たなことに挑戦し、失敗を恐れず逆張り精神であちこちに攻めこんでいきたいと思います。
2015年の私の動きにもご期待ください。
よろしくお願いします。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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