新しいセミリタイアに必要な資産と仕事。経験者が必要な条件を解説
公開日:
30代セミリタイアブログ
新しいセミリタイアの4つの条件を説明します
「新しいセミリタイア生活」の情報を発信しているweb軍師です。
現在セミリタイア生活を送り、日々適当に生きています。
前回の記事では新しいセミリタイアの定義について書いてみました。
この記事は前回の記事と合わせて1記事みたいなものなので、もし前回の記事を読んでいない人は先に読んでみてください。
では、前回の続きで「新しいセミリタイアの4つの条件」について書いていきます。
正直、今回の文章は色々な意味で表現が難しいのですが、どうかフラットな気持ちで読んでもらいたいです。
ここに踏み込めなかったら僕がこの一連の記事をわざわざ書く意味がないので。
基本的にSNSってふざける場所だと思ってるけど、セミリタイア発信だけは今後真面目にやっていく予定。
僕の定義では4つ条件があるんだけど、それを満たしてる人ってほとんどいないから発信できる人が限られること、アフィで稼いでる色んな人と話していても明らかにニーズがあることが理由。— web軍師@セミリタイア (@webgunshi48) 2019年5月26日
つまり、4つの条件を満たすのは結構難しいということです。
先に書いておきますが、これは僕が目指した新しいセミリタイア生活の条件です。
一人ひとり目指すべきゴールは違うと思うので、誰もがこの4条件を満たす必要はありません。
単なる一つのロールモデルであり、具体的な指標として参考にはなると思います。
自分の人生や考え方、性質に照らし合わせて適宜修正してください。
前回書いた通り、それを具体的にイメージすることが大切なのは間違いないです。
では、イメージを具現化するための条件面を解説していきます。
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セミリタイア4条件を詳しく解説
では早速ですが、以下のとおりです。
【条件1】最低限の貯金・資産
【条件2】堅い定期収入 or 何かの分野でいつでも仕事ができる、戻れる
【条件3】金融リテラシー
4つと書いたのに3つしかありません。
正直、4つ目は賛否が強くなるというか、燃えやすいネタなので最後に書きます。
まずは先に上記3つの条件について具体的に詳しく書いていきますが、この3つの時点でもかなり煽り気味に感じる人はいると思います。
そういう情報が苦手な人は読まないほうがいいですよ。
読んでおいて苦情言うのはやめてくださいよw
【条件1】 最低限の貯金・資産
セミリタイア生活は最低限の貯金・資産がないと始まりません。
これは当然です。
で、その金額は具体的にどれくらいをイメージしておけば良いのでしょうか?
ネット上のセミリタイア情報を見てみると、「最低3,000万」「5,000万は必要」「1億でも危険」など色々な情報があります。
これは当然で、前回の記事で解説したようにセミリタイアのスタイルや得られる収入によって変わってしまうからです。
僕が前回説明した「新しいセミリタイア生活」を手に入れるために必要な想定金額としては、
家族4人で暮らしていくなら最低1億。でも条件2、条件3次第では1億でも普通に危ない
というのが答えです。
1億すらない段階でセミリタイアなんてやっちゃダメです。
将来のリスクを低く見積もりすぎ。
もっと頑張って働きましょう。
前回の記事で「4.節約生活はしない」と書きましたが、これは年収1,000万円クラスの生活を想定しています。
手取り700万くらいなので、年間700万円くらいの支出想定。
そう考えると、1億では普通に危ないわけです。
単純に減っていったら14年で消えますよ?
年収1,000万クラスの生活を贅沢だと感じる人もいるかもですが、現実として年収1,000万では贅沢な暮らしは全くできません。
これは経験した人にはよく分かる話だと思います。
現状、世帯年収1,000万では普通の暮らししかできない
僕が独立前のサラリーマン時代は夫婦フルタイム共働きでしたが、その頃の世帯年収がちょうど1,000万円くらいでした。
で、地方都市でまさに平均的な庶民生活を送っていました。
全然贅沢できないし、貯金だって大してできなかった。
ケチケチ生活ではないけど、日々それなりに切り詰めていましたよ。
海外旅行に毎年行くとかは無理だし(そもそも子供が小さかったので無理)、車2台もきついので1台にしていました(名古屋は夫婦それぞれ車を持つのが意外と普通です)。
僕が起業を決意した理由の一つとして、「こんなに頑張って働いてこんな生活しかできない人生なんて嫌だ」というのはありました。
当時は残業も多く、土日も働いていたりしたので。
なので、現在うちの家計は年間支出1,000万円くらいで想定しています。
ちょいハイステータスで文化的な暮らしと考えると、普通にこれくらいは必要なんです。
これ、もちろん仕事上の交際費は除いてますからね?
ちょっとした国内旅行でも家族4人だと50万くらいぽんぽん飛んでいく。
それを年4回やるだけでもう200万消えます。
子供の教育費だって高いです。
下の子の保育園と上の子の有料の学童だけで既に月10万。
その他、これくらいの年齢になると親のリスクや病気リスク、家の修繕費や車の買い替えなどお金が飛ぶ場面なんてどんどん出てきますよ。
今後のための教育資金も貯めておかなくてはならないし。
年収1,000万で豊かな暮らしというのは、おそらく婚活界隈かどこかが作り出した幻想ですw
名古屋という地方都市でこんな状態なので、東京であれば年収1,500万でも普通の生活に毛が生えたレベルの生活でしょう。
東京はとにかく家賃が高すぎなので。
以前に知り合いの経営者さんが、「都内で子持ち家族で暮らしていくには月100では生活できない」という名言を残していましたが、僕も普通にそう思います。
「ちょっと良い暮らし」というのは、想像以上にハードルが高いのです。
この辺、マウンティングでも煽りでもなんでもないんです。単なる現実。
この「ちょっと良い暮らしがしたい」というのは、多くの人が望むとてもノーマルな感覚だと思います。
にもかかわらずハードルが高い。
前回僕が解説した新しいセミリタイアの定義を具体的に言い換えると、
世帯年収1,500万くらいの生活を、自分がやりがいをもってできる1日3時間程度の仕事で、死ぬまで安定的に持続させる
となります。
ある意味ストイック。
条件が厳しい。
貧乏なセミリタイアをするくらいなら、働いて豊かな生活を選ぶ人は多い
これを実現するには他の条件次第ではありますが、1億では足らないと思っておいてください。
じゃないと節約生活、かなり地味な生活が待っています。
いちいち値段に左右される生活。
これは以前から思っていることなんですが、1億貯められるような人がずっと年収500万レベルの生活ができると思いますか?
僕はこれを絵に描いた餅だと言ってるんです。
普通は無理ですよ。
僕は働かずに年収500万レベルの生活を強いられるなら、普通に働いて年収1,500万の生活を選びます。
働くこと自体にそれほど苦痛を感じていないので、優先順位としてそれが上なんです。
やりたくもない仕事を1日13時間とかは無理ですよ?
新しいセミリタイア生活なんて言葉を使っていますが、単純に従来型の「1日8時間の週5労働」という労働体系に疑問を投げかけているわけですね。
できるならもっと短いほうが幸福度は上がるよねっていう。
でも、0は逆に下がるよねっていう。
もちろん、ここは人によって感覚が全然違うでしょう。
年収500万レベルの生活で十分満足できるという人は、それだけ条件を下げることが出来ます。
これはこれで運がいいと言えますね。
とは言え貯金3000万とかじゃ無理だと思いますよ?危なっかしい。
あと、本人は良くても家族は嫌がったりしますからね。
その辺も考えないと。
1億貯めるのは正直サラリーマンでは無理!
正直、1億では足りない時点でほとんどの人は心が折れると思いますがこれが現実です。
これをどうしていくのか考えるのが新しいセミリタイア生活のファーストステップ。
だから最初に言っておきますが、誰でも実現できるとかそういう話じゃないですよ?
前回書いたとおりイメージしたら実現できた人がここにいるので、そのリアリティーを発信していこうという話です。
この記事を読んで目標を立てて、10年後に同じようなことを実現できる人が何人かいればそれでいいんです。
ちゃんと報告してくださいよw
話を戻しますが、1億貯めるのはそりゃ大変です。
もう答えを書いちゃいますが、サラリーマンの給与だけでは基本無理です。
それこそ年収1,500万同士のカップルで子なしくらいでようやく見えてくるレベル。
ここもよく勘違いがあるので事例を書いてみますね。
【問題】 年収2,000万の人が1億円を貯めるのに必要な期間どれくらい?
単純計算では5年で1億突破です。
でも、税金と生活費があるので10年くらいでしょうか?
答えは「30年以上かかる」のが普通です。
お金って貯まらないように出来ているんですよ。
それも、年収2,000万を30年維持するのはかなり難しいので、結局、「給与所得だけだと無理!」ってのが結論ですね。
30年経ったらセミリタイアじゃなくてもう普通にリタイアだし。
1億円以上貯めたいなら、現実的には起業と投資しかない
1億貯めるというのは節約とかそういうレベルじゃないので、その辺に頭をつかうのはやめましょう。
毎月1万円の節約はかなり大変ですが、それをしてもここには到達しないのです。
10年頑張っても120万ですよ?
たまにセミリタイア系の情報で、サラリーマン給与でストイックな節約生活で貯めている人がいますが、個人的にはオススメしません。
お金というのは使い方も覚えていかないといけないので、そういう生活で貯めてセミリタイア生活をしても僕が提案するようなセミリタイア生活はできません。
ずっと地味に生きていくことになりますし、お金を使い慣れていないことが原因で条件2、条件3で不利になることが多いです。
もちろんそれでいいならそれでいいんですよ?
強要しているわけじゃない。
でも、前回の記事からお伝えしていることとして、そういう人は意外と少ないということを言ってるわけです。
ですので、基本的に「起業」か「投資」しかないです。
投資に関しては長期投資ではなく裁量投資、つまり荒いやつですね。
今、日本人で1億円以上の貯金を持っている人のほとんどは、相続、起業家、投資家のどれかがでしょう。
デイトレーダーは意外と多いらしいですw
ちなみに、1億円以上の金融資産を持つ世帯数ですが、2018年調べで126万世帯あります。
意外と多いんです。
ほとんどは相続だと思いますけどね。
僕の場合、起業と投資の両方で結果を出すことが出来ました。
相続は運なので今更変えられません。
この2つを突き詰めていくしかないのです。
この辺の具体的なアプローチを今後書いていきたいと思います。
多分、メインコンテンツになるのかと。
【条件2】 堅い定期収入 or 何かの分野でいつでも仕事ができる、戻れる
堅くて大きい収入さえあれば、もしくはいつでもそれを手に入れることができるのであれば、条件1を緩和することは出来ます。
僕はリスクから考えるタイプなので緩和しませんでしたが。
堅い定期収入というのは、例えば現物不動産などを指します。
アフィサイトはダメですよw やわやわ。
「億なんて現実的じゃない」と思う人は、こちらを突き詰めていくという考え方もありますね。
何より、これの心の支えとしての力は非常に大きいです。
前回の定義で僕が「仕事で第一線に居続けること」と書いたのは、人生の充実感のためでもあるんですが、それ以上に、
「いざとなればもう一度完全復帰して思いっきり働けばいい」
という自信を維持するためというのがあります。
これがないとビクビクしながら生きていく羽目になるんです。
ただ、これらを育てていくのはやっぱりそれなりに難しいですよ。
時間がかかります。
僕の4つの武器
ちなみに僕の場合、4つあります。
- webマーケを受託で引き受けられる(特に得意分野なら他社に負けない自信)
- 裁量投資(これは危なっかしいけど)
- PO、IPO関連
- REITなど割と堅い固定収入
細かいのを合わせればもうちょいあります(いつでもスロット打って日銭稼げるとかw)。
なので、例えば今この瞬間に現在のメイン収入であるアフィリエイトがこの世から消えてもそれほど困りません。
むしろ、そういう状況になればwebマーケの受託の引き合いは強くなるでしょう。
僕の中ではここの心の支えの力が一番大きいです。
何より楽しいし。
裁量投資は正直危なっかしいです。
これは一歩間違えると破産フラグにもなるので、あまりアテにしてません。
一応書いておきますが、僕はいわゆるデイトレには苦手意識があります。
20代の頃に本気でやってみて、うまくいかなかった経験があるからです。
勝手にうまいと思い込んでいる方もいると思いますが、僕は全体的に甘いときに触っているだけで、厳しい相場で安定的に利益を出していくスキルは持っていません。
断言できますw
たまに裁量投資で稼いでいこうと思っている人を見かけますが、そんな甘くないですよ。
こういう人って日々ギャンブルをしているだけで、結局何も進んでいないんです。
いい加減気づかないと。
今後も仮想通貨含め何でも触っていくと思いますが、無理をするつもりはないですね。
PO、IPO関連は特に多くを語るつもりはありませんw
お察しの通り。
それなりにお金を持っている人は頑張って勉強しましょうとしか言いようがない。
REITに関しては、個人的には実際に不動産投資するよりも手離れの良さがあるので好きです。
普通に優遇されてますしね。
長年株をやってきているので、値動きのある商品の扱いに慣れているというのもあります。
この辺はまた別記事で書いていきたいところ。
その他の堅い収入はどんなものがある?
自分が現在やっていないところとして、太陽光に関しては僕があと数年早くこの状態になっていればがっつりやっていたと思います。
ちょっとタイミングが合わなかった。
その恩恵を得るために、インフラ投資法人投資証券とかは持っていたりしますw
ベタなところでは現物不動産ですが、個人的には素人が安易に手を出しにくい。
悪い物件を掴まされるリスク、退去リスク、流動性リスク、そしてメンテナンス関連で色々動かないといけない実務リスクw
現状ではアフィのほうがまだまだ何十倍も有利で、好きでもないのにわざわざやる必要性を感じません。
資産分散的な意味合いで言えばREITで十分かなーと。
海外インデックス投資などに関しては、現状はかなり煮詰まってて危なっかしいように見えるので手控えています。
もう一度10年に一度のリーマン級が来たときに買えればいいんですが、そのときはなかなか買えないんですよね。
これは一度実際に経験しないと分からないと思います。
あのときは本当に資本主義のルールが変わっちゃうんじゃないかくらいの感覚がありましたし、実際次はそうなってもおかしくないと思うし。
とにかく全てが雁字搦めで煮詰まりすぎていると思うんですよね。
でも資本主義崩壊リスクを考えてたら何も出来ないので、適当なところで期待値考えながらやっていきますけどね。
その辺の勘所はやはり経験していかないと分からないもので。
世の中にはその他にもトリッキーな投資法がたくさんありますが、やっていません。
今後も色々情報を集めて、期待値があれば取り組んでいく可能性はありますね。
先に書いた通り、いつでもガッツリ労働生活に戻る気があり、そしてそれが本当に戻れるだけの能力が維持できるのだとすれば、条件1の貯蓄はそんなにいらないかもしれません。
ただ、ここは条件1よりも不確定要素が多い分、より慎重に考えたほうがいいですね。
戻る気はあっても体が動かないなどの健康リスクもあるし。
僕もその辺はかなり慎重に考えているので、一つに偏らず分散化させるようにしています。
貯金を減らさず年収1,500万は維持できるはず
こういうことを書くとフラグになるのであまり書きたくないんですが、普通に考えると僕の貯金額は60歳を迎えるときには今より増えていると思います。
その準備が出来たと感じたからこそのセミリタイア。
今後も1日3時間程度は働くし、1~4の武器を考えると今持っている資産が減ることはあまり無いと思いますね。
つまり、資産を目減りさせながらのセミリタイアという気が全くない。
やっぱり徐々に数字が減っていくのを見ながらの生活は精神衛生上良くないので。
いざというときのために、あとは資産運用の原資として貯金がある感じですね。
それなりに持っているのに減らないという状態を作れれば、やっぱり心は楽ですよ。
逆に、それなりに持っていても毎月減っていくのを眺めるのはしんどいですよ。
【条件3】 金融リテラシー
はい、今回の記事のメインはここ!
長くなってきたけど、ここからが本番なのです。
条件1、条件2なんてある意味分かりきっているわけで。
ちょっと具体的にしただけでね。
単純な話、金融リテラシーが無かったら例え10億の貯金があっても不安なんですよ。
仮に不安を感じないのであれば、それこそリスクめっちゃ高い状態ですからね。
「宝くじで6億当たったらもう一生遊んで暮らしていけるのになー」と思っているそこのあなた!危ないよまじで。
人生の途中で破綻確率、思っている以上に高いんです。
仕事柄、僕の周りにはそれなりにお金を持っている人が結構います。
で、そういう人から相談を受けることが結構ありますw
回答としては、やっぱりここを強化するしかないと伝えています。
一番大きな要素としてはインフレリスクですね。
僕らはたまたまあまり物価の変わらない30年を過ごしてしまった。
この経験則がとにかくめちゃくちゃ危ない。
給与や物価がどんどん上がっていくのを肌で感じたことがないんです。
今後10倍程度のインフレが起きる可能性はそれなりにあると思います。
(逆に、今の日本だともう起こせないんじゃないの?とも思ってます)
せっかく10億貯めていても、金融リテラシーがなければインフレリスクをまともに食らう可能性があるので、貯金の価値は現在換算の1億程度になってしまうわけです。
そうすると、逃げ切りだったはずなのに逃げ切れなくなってしまう。
条件2をきちんとやっていなかったとすれば詰みますよ?
金融リテラシーがあれば、今後の可能性の割合とかその場合の資産配分とか、そういうことを自分の頭で考えられるわけです。
「怖いから全部貯金にしておきます」というのは、資産1,000万までの人の考え方。
日本円に全額ベットするというのはどう考えてもギャンブルなのです。
上記のような記事を見つけました。
これを読んでさっぱり意味が分からないという人は勉強しないといけません。
いや、僕もこっちは疎いので100%はわからないですよ?w
でも概要は掴めるという人と、もう本当に意味がわからない人といるはずです。
金融リテラシーを高めていくのは一朝一夕ではできない
ここを学んでいくのはそれなりに難しいと思います。
何から取り組めばいいのかさっぱり分からない人がたくさんいると思う。
なので、僕がどうやって学んでいったのかは今後解説していきたいポイントですね。
新しいセミリタイアブログのメインコンテンツとしていきたいところ。
とりあえずの処方箋としては、FP2級くらいまで取得するのはアリだと思います。
僕も趣味で2級まで取りましたが、それなりに資産を持っているのであればあれくらいの知識は最低限持っておいたほうがいい。
というより、知識を持っていない状態でお金を持っているのがどれほど危ないことなのか認識すべきです。
いつもどおりHUNTERXHUNTERから引用しますが、ウィングさんが言っていた、
「極寒の地で全裸で凍えながらなぜつらいのか分かっていないようなもの」
に近いかな。分かりにくい?
金融リテラシーが低いのに数億・数千万のお金を持っている人は、念を習得していないのに200階まで来てしまっているということです。
後遺症の残る洗礼を受けますよ?
下手すりゃ一発アウトですよ?
逆に、知識の基盤があればその後応用というか興味のある分野を深掘りしていくことができますよね。
間違いが起きにくい。
ただ、FP2級を取ったレベルでは別にそれで投資で勝てまくるとかそういうのはないのでご注意を。
せっかく勉強するなら目標があったほうが分かりやすいよね、くらいの話。
あとは、これも以前から何度か書いているんですが、実際に裁量投資をやってみることも重要です。
もちろん少ない資金で。
少なすぎると本気になれないので、無くなったら嫌だなと思う金額で始めるのがいいですね。
仮に1億持っているとすれば100万くらいかな。
投資を勉強する場合、どうしても長期投資、分散投資あたりから入りがちです。
一見正しい選択のようですが、ここの危険性は啓蒙していきたいポイントなんです。
以前にも別記事で書きましたが、PDCAが10年単位になってしまう危険さ、今後別記事で書いていきますね。
簡単に言うと、「あ、失敗した」と思っても既に40代50代でリカバリーできないわけですよ。
では、最後の一つ。
燃えないように慎重に書きますw
【条件4】 家族
はい、書きづらいやつ。
わざわざセミリタイアの条件に書く必要ある??という話。
本来、条件は3つにしようかと思いました。
それがスマートで他人を傷つけないので。
・資産が必要
・資産を増やす仕組みが必要
・資産を減らさない知識が必要
これだけで十分です。
でも、僕の中ではここはとても重要なポイントだし、なおかつネット上には結婚や子育てに対するネガティブな情報が流れがちなので、この辺をしっかり肯定する人が一人くらいいても良いと思って書いています。
リアルでは当たり前のことなのに、ネットだと何でこんなに書きづらいのか?
不思議なもんですよ。
僕の高校の同級生、大学の同級生の多くは結婚して子供がいて幸せそうなのに、その幸せは共有されることなく、ネガティブな情報ばかり共有されて消費されていく。
例えば、育児もしんどいネタばかり共感を集めて拡散されていく。
現実には育児も仕事もスイスイ両立しながら人生を楽しんでいる人がいくらでもいるのに、そういうのはマウンティングになりやすいので誰も言わない。
昔はネットが唯一本音を書ける場所だったのに、今ではネットはリアル以上に本音を言えない場所になってしまった。
この謎の現象はいつまで続くのでしょうか?
前回僕の現在の生活スタイルを書きましたが、あの生活スタイルでも思っているよりも暇な時間はありません。
子供がいると、いくらでも時間を使いたいことが出てくるからです。
家族の仕事、子供の教育関連、そんなことをやっていれば時間はあっという間に過ぎていきます。
そして、その辺はストレスも感じやすいですが、幸福感も感じやすいのです。
一方、独身でセミリタイアをしてしまったらそりゃ暇すぎるでしょう。
どうしてもバランスを崩しがち。
とは言えここをビシッと真正面から書きづらいのは、好きでそうなっているわけじゃない人がたくさんいるからです。
結局運も左右するので、たまたま運が良いだけのことを正面から書きづらいわけで。
とりあえず、僕の中の新しいセミリタイアは家族ありきで成り立っていることは間違いないです。
家族がいなかったらセミリタイアなんかせずに働いているでしょう。
そのほうが刺激があり、社会と繋がれて幸福感あると思う。
新しいセミリタイアまとめ
ハードルの高さは別にして、この4条件を受け入れられる人はそれなりに多いと思います。
もちろん、受け入れられない人もいるでしょう。
今回の一連の記事について、今後書いていくであろう記事についても同様なんですが、
「これが正解だぜ!みんなこれを目指そう!」
なんて言ってるわけではないことだけはご理解いただきたいです。
たくさんあるロールモデルの一つであり、あまり尖っていない平均的な価値観だと思うんですがどうでしょう?
結局、「家族と平和に暮らしたい」というだけなのでw
一つ言えるのは、世の中にはどうにもならないことがたくさんあります。
外からの力で一瞬で全てが変わってしまうことも結構あるわけです。
「自分の思い通りにいかないなー」というのは、子育てしていれば誰もが実感することでしょう。
なので、人生を勝ち負けで考えると本当に良くないです。
そういう思考だと、勝ってるつもりでもいずれどこかでちょっとした運で負けちゃうんですから。
そのときにいちいち宗派替えするのは大変ですよw
比較して消耗するのはできるだけやめましょう。
どうにもならない外からの力やありのままを受け入れつつ、それも含めて人生を楽しむ心の余裕と準備が重要だと思います。
ただ、流され続けるのも馬鹿らしいので、リスクを想定してできることはしっかりやっていこうということですね。
イメージして実現していく力と、ありのままを受け入れて楽しむ力、両方が求められると思います。
今後について
前回と今回の2記事は新しいセミリタイアの定義や条件の解説があり、どうしても長くなってしまいました。
散漫で読みづらくてすいません!
ここをしっかり書かないと今後の各テーマの解説の本質が伝わりづらいので。
今後は1記事1テーマに絞って、短めのやつをコンスタントに書いていく予定です。
【追記】
次の記事書きました!
セミリタイアを実現する上で一番重要なポイントについて、自分の事例をもとに深堀りしています。
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