男性看護師は職場の人間関係で苦労する。私が気をつけていること3つ

公開日: 転職・就職・キャリア

男性看護師は職場の人間関係で苦労する。私が気をつけていること3つ

男性看護師が人間関係で気をつけている実例を紹介します

「職場の人間関係がうまくいかなくて・・・」

病院や施設などの医療現場だけでなく、どの職場においても人間関係の悩みは付きものです。
むしろ、人間関係の悩みが無い職場のほうが珍しいのではないでしょうか。

私たちは、今まで生きてきた環境が違うのですから、当然生活スタイルも様々ですし考え方も十人十色です。

その中で、職場の人たちと協力して仕事をしていかなければならないのですから、人間関係を構築するのは想像以上に大変な事です。

特に、男性看護師は女性が中心の職場で働くわけですから、職場での人間関係は普段の業務と同じくらい重要なものと言えます。

そこで今回は、私を含め私の周りの男性看護師がしてきた「職場の人間関係で気をつけてきた事」を紹介します。

私たちがしてきた関わりが皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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看護師の職場は圧倒的に女性が多い

看護師として仕事をしていく上で理解しておく事の1つは「職場は圧倒的に女性が多い」という事実です。

そして、その中で男性が働くというのは、外から見ている以上に大変であり気を遣う仕事なのは間違いありません。

「女性が多くいる職場で働けていいな」という声を、私も男性の友人によく言われました。

しかし、彼らには「女性看護師=白衣の天使」というイメージしかなく、女性の中で働いたことがないため、頭の中は幸せな妄想が広がっているのです。

私たち男性看護師は、「アウェイである」というこの厳しい現実の中をうまく渡り歩かなければなりません。

そのための1つの指針として、私が気をつけている事は

1. 匂い

2. 心遣い

3. 率先して犠牲になる

の3つです。

今回は、これら3点に絞ってお話していきます。

「えっ、3つしかないの?」と思われるかもしれませんが、この3つをおさえる事は「アウェイ」である職場の中で生き延びるために非常に重要な事なので、ぜひ身につけて下さい。

1. 匂い

まず1つ目の「匂い」についてお伝えしていきます。

男性看護師にとって「匂い」はとても大切です。

女性が多い職場において、匂いを気にしないで仕事をする事した場合、最近では「スメハラ(スメルハラスメント)だ!」なんて言われてもおかしくない社会です。

男性看護師は、女性看護師や女性の患者様、そして事務員さんなどから常に絡みの対象として見られています。

ちょっとでもスキを見せてしまったら(この場合は汗臭い匂いを相手に嗅がせてしまった)、あっという間にボッコボコに打ちのめされてしまいます。

「ちょっと○○さん匂うんじゃない」「・・・さんなんか臭い」と言われているうちはまだ良い方です。

もしも強烈な汗臭さを女性にかがせてしまった場合、自分の周りから人がいなくなるという現象が起こります。

病院では協力して業務をしなければならないため、用事があって近寄ってくることはあっても、用が済むと自分の周りからあっという間にいなくなってしまいます。

それほど男性は「匂い」に気を付けなくてはなりません。

だからといって、何も全身からバラの匂いを放出させたり、香水を体全体にふりまけと言っているわけではありません。

周りに不快感を与えないように、常に自分の体臭に気を付けていれば何の問題もないのです。

そうです、私たち男性看護師が目指すところは「無臭」です。

女性看護師の横をすれ違っても何も匂わない、患者様のベッドサイドに行っても残り香を残してこない、「無臭」こそ男性看護師にとって最高のマナーと言えるのではないでしょうか。

「いやいやそんなことないでしょ。ちょっとくらい香水の香りとかがあったほうがいいんじゃないの」とお思いの方がいたら、今のうちに考えを改め直すべきです。

その香りが患者様にとって、過去のつらい思い出を思い出させてしまうかもしれません。

その香りが、女性看護師の過去の苦い男性経験を思い出させてしまうかもしれません。

そのようなことも私たちは想定する必要があります。

「無臭」でいることは、時に私たち男性看護師の存在を薄めてしまうのではないかと考える方がいるのかもしれません。

いえいえ、それでいいのです。
周りからは、いるのかいないのか分からない「空気のような存在」であったとしても、空気が無ければ私たちは生きていけません。

男性看護師にとって空気のような存在は、まさに「最強」と言えるでしょう。

女性看護師を気遣うことができ、その陰でしっかりと業務を支えている存在になることが出来れば、周りのあなたを見る目は必然的に変わってきます。

2.心遣い

2つ目の「心遣い」についてです。

他の職種でもこのことは言えると思いますが、医療の現場においても常に先の事を考えて行動することはとても大切です。

特に「これくらい言わなくてもわかるだろう」と、女性の先輩看護師にこの先想定されるであろうことを伝えなかったとき、あなたは控え室でボッコボコにされる事になります。

「もしかしたら、あの人はこういうミスをするかもしれないから」や「あの患者さんと関わるときはこういうことが考えられるので・・・」など、リスクの部分を想定しながらその解決策まで考えて行動することが出来れば、同僚や先輩の女性看護師からはとても喜ばれます。

「あの子、意外と気が利くじゃないの」と言わせることが出来れば大したものです。

もちろん、リスクばかりを心配して行動に移せないのはよくありません。
リスクを踏まえつつも行動に移せることが大切です。

例として、私の後輩が経験した事を紹介します。

病棟では、朝・昼・夜と患者さんにお食事を出しますね。

お食事は、大きな配膳車で病棟まで運ばれてきます。
その配膳車から、それぞれの患者さんにお食事を配膳していきます。

彼がいた病棟では患者さんにお食事を配膳する際に、その病棟独自のルールをいくつか設けていました。

例えば配膳車が来た際に、事前チェックとして朝食を食べてはいけない人のお盆の上には「食事禁止」という看護師が作った紙のカードを置かなくてはなりませんでした。

このカード、新人の看護師さんは申し合わせたかのように「毎年」配膳の盆に置く事を忘れます。

それで朝食を食べてはいけない患者さんに食事を出してしまい・・・新人さんには鬼の説教が待っているのです。

朝食の配膳については、夜勤明けの看護師さんが関わるので看護師も疲労しています。
そのため、新人の看護師さんへのサポートが行き届かなくなってしまうのです。

しかし、そんな時こそ男性看護師の出番です!

ベテランの女性看護師さんが疲れているときこそ、新人看護師さんが失敗しそうな業務を想定し先回りしてサポートする、この事が出来れば新人看護師さんからも慕われますし、ベテランの看護師さんからも感謝の言葉をもらう事が出来るようになります。

3.率先して犠牲になる

3つ目は「率先して犠牲になる」についてです。

率先して犠牲になる、つまり「率先して戦場に飛び込んでいく」という事ですが、実はこれも非常に大事です。

緊急時の対応はもちろんですが、例えば患者さん同士でトラブルが起こってしまった時や患者さんのご家族様の対応、また病院内での委員会のメンバーを選ばなければいけない時など、「ハイっ!」と率先して行動できるかどうかです。

特に病院内での委員会の仕事となると、勤務時間以外での業務になり直接の業務に関係ない事をする事になるので、やりたがる看護師は少ないのが現状です。

そんな中で「僕がやります!」と声を上げてくれる男性看護師がいれば、女性看護師からの日々の対応も変わってきます。

「○○さん、自ら地獄に飛び込んでくれたわ!」と感謝されるのです。

男性看護師にとって、このような状況は必ずやってきます。

その時は、迷わず男を見せましょう。
そうする事であなたももちろんですが、あなたの周りの男性看護師にも優しい視線が向けられることでしょう。

まとめ

今回は男性看護師が、女性が多い職場で人間関係を良好に保つヒントをお伝えしました。

私たちの職場には、たまに白衣の天使もいますが基本的にはそんなものはいません。

私たち男性看護師は「アウェイ」な環境の中で、いかに良いポジションを取り、的確なパスを出しゴールを決められるかです。

そのための手段として、匂いであったり相手への気遣いが大切になってきます。

そして、ここぞという時には率先して前へ出ましょう。
あなたが後ろを振り向いた時、そこにはきっと新たな希望の光が見えているはずです。

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ミュゼ

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