男性看護師のキャリアアップ。私が実践してきた具体例4つを解説

公開日: 転職・就職・キャリア

男性看護師のキャリアアップ。私が実践してきた具体例4つを解説

男性看護師のキャリアアップにはコツがある?

世間的には看護師は給料がいいと言われているのに、俺は同年代の平均年収より少ない

男性看護師のキャリアアップ、特に年収の面で不満を持っている人は多いです。
基本が女性の職場なので、色んなことが問題になり難しい。

これを書いている私は現役の男性看護師ですが、私自身もキャリアアップには苦労してきました。
というか、今でも全て解決したわけでなく、引き続き試行錯誤しています。

ただ、意識的に取り組むことによって、キャリアアップ、年収アップを少しずつ勝ち取ってきました。

今回は一つの事例として、私がどのように仕事に取り組んでキャリアアップを図ってきたのか、具体的に4つの方法を紹介します。

同じことで悩んでいる全国の男性看護師に届けば嬉しいです。

男性看護師が昇給するためには、いくつかの方法がありますが、その中で私が実際に取り組んだものは「夜勤の回数を多くする」「資格をとる」「昇進する」「転職」です。

私の現場での体験を交えながら1つずつ紹介していきます。

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1.夜勤の回数を多くする

まずは、夜勤の回数についてです。

手っ取り早く給与を上げるには「夜勤に入る回数を多くする」ことが一番の近道です。
月に5回から6回入っていた夜勤を、月に10回以上入ることが出来れば、それだけ給与は良くなりますよね。

1回の夜勤が5,000円として5回だと25,000円です。
それが10回になると50,000円になります。

今までの2倍になります。

夜勤の際の金額は職場によって違いはありますが、1万円を超える職場もあります。
その場合、今まで5万円だったのが10万円になります。

これはかなり大きいですね。

しかし、夜勤を増やすとそれだけ身体的、精神的な負担が強くなります。
自己管理に十分注意していないと、体調を崩してしまう事もあります。

私は給与を上げようと夜勤の回数を増やす希望を出したことがありました。
ちょうど病棟での仕事にも慣れ、一通りの業務がこなせる様になった頃です。

若かった事もあり、最初のうちは勢いでバリバリと仕事をこなしていました。
日中に働く「日勤」と夜中に働く「夜勤」の日々を繰り返されていましたが、私は疲れるといつでもどこでも眠れてしまう体質なので、生活スタイルを崩すことなく生活出来ていました。

さらには、夜勤明けでそのまま友人と遊びに行ってしまう、なんて事もしていました。
夜勤を行うことで生活リズムが変化しても、調子が悪くなる事はありませんでした。

変化が起こり出したのは、夜勤の回数を増やして半年経った頃からでした。

私の場合は、まず体調面での変化が起こりました。
夜勤明けで家に帰っても疲労感はあまり感じなかったのですが、ある時から言いようのない疲れを感じるようになりました。

次に起こったのが精神的な変化でした。
夜勤明けで出勤しても疲れがとれないまま仕事をしていたので、ぼぉーっとしてしまう事が何度かありました。
また、普段ならミスをしない様なことでもミスをしてしまっていたのです。

以前は、夜勤明けでも眠らずに遊びに行っていたこともありましたが、その時は「寝ていたい」という気持ちが優先するようになりました。
夜勤が終わると自宅に戻って寝るという生活が多くなりました。

仲の良い友人にも「会いたい」という気持ちがなく、家で寝ていました。
最終的に私は上司に相談し、夜勤を減らしてもらうよう頼みました。

夜勤をする事によって、一時的に給与は上がります。
体力に自信のある人にとっては良いかもしれません。

しかし、今までと生活のリズムが異なる生活は心身ともに疲労します。

夜勤がない職場について

職場によっては、夜勤がない職場があります。

クリニックや眼科、健診センターなどは夜勤がありませんが、これらの職場のほとんどは女性看護師が活躍する場であり、男性看護師が活躍できる場所ではありません。

しかし、男性看護師であっても活躍できる夜勤のない職場はあります。

「自分には夜勤が向いていない」と考えたことがある方は、一度転職エージェントに相談してみるのも良いのではないでしょうか。

2.資格をとる

2つ目は資格についてです。

看護師になってから取得できる主な資格として「認定看護師」と「専門看護師」がありますね。

これらの資格を持っていると、勤務先の病院で資格手当が支給されます。
認定看護師の場合、資格手当として平均9,773円、専門看護師の場合、資格手当として平均10,832円が毎月プラスされます。

ただ、これらの資格を取るためには、費用と時間が必要です。

認定看護師の場合、5年以上の実務経験が必要です。
5年経った後、認定看護師の教育機関で約6か月のカリキュラムを受講したのちに認定試験を受け、晴れて認定看護師になることが出来ます。
認定看護師の資格を取得するのにかかる費用は100万円前後です。

2018年5月22日(火)付けで日本看護協会より、認定看護師の制度を2026年をもって終了する旨の発表がされました。
認定看護師の資格や資格手当は今後どうなるのか注意して見ていく事が必要です。

認定看護師の資格は「看護師」の国家資格とは異なり、日本看護協会が認定している民間資格です。
そのためこのような事も起こり得るという事ですね。

専門看護師の場合、認定看護師と同様に5年以上の実務経験がある事と併せて、大学院への進学が必要になります。

大学院を終了するには、それなりの時間とお金がかかってきます。
大学院進学に必要な学費は1年間でおよそ200万円です。その他に生活費も必要になります。

私は認定看護師や専門看護師を目指そうかと考えていた時期がありました。

しかし、現在の生活状況と取得するまでにかかる時間、そして金銭的な面を考え、今すぐにとらなくても良いのではという判断に至りました。

3.昇進

3つ目は昇進についてです。

職場で昇進すれば、給与が上がります。

しかし、職位を上げるのには能力評価や上司の推薦など、いくつかの昇進条件があります。
たとえ昇進条件が満たされたとしても、ポストが空いていなければ昇進する事はできません。

また、昇進するためにはそれなりの年月が必要です。

実際に、管理職の平均年齢が37歳という事を考えると、新卒で入職したとしても10年以上はかかる計算になります。

努力が報われ、運も味方し昇給出来た場合について見てみましょう。

非管理職と管理職の昇給額の違いを見てみると、37歳の非管理職では平均が357,238円、37歳の管理職では平均が379,778円となっています。

昇給額の差は約22,000円であり、思ったほどの違いはないのではないでしょうか。

4.転職

最後に転職エージェントを利用した転職について紹介します。

転職エージェントをうまく利用して転職することによって、給与がアップするだけでなく職位も上げる事が出来ます。

私はこの4つ目の転職の道を選びました。

病棟での精神科経験5年ののち、精神科の在宅医療に転職したのです。
私は、病棟での経験が活かされ、所長として入職しました。

在宅での仕事は病院での仕事と異なり、最初は戸惑う事もたくさんありましたが、仕事には徐々に慣れていきました。

そして、給与のほうは、25万円から38万円に昇給しました。
年収では350万円から470万円にまで上昇しましたね。

世のサラリーマンの平均年収が400万円ちょっとということを考えると、ようやく平均を超えることができました。

私は、この転職によって納得のいく給与の職場に転職する事ができ、仕事面においてもやりがいを感じる事ができる日々を送っています。

転職エージェントとの出会いには感謝しています。

実際に転職する際に使ったサイトや情報など

看護師の転職はやはり看護師専門の転職エージェントを使うことになると思います。

私が転職した時は、最終的にはリクルートの看護師転職サイトを使って転職が決まりました。
「ナースフル」というサイトです。

その他にも「マイナビ看護師」「看護ルー」「ナースではたらこ」の営業担当から話を聞くなどしていました。
やはり、一人の情報よりも、複数人から情報をもらったり、客観的に評価してもらったほうが安全だと思います。

マイナビ看護師公式サイト

ナースではたらこ公式サイト

参考にした情報としては、「看護師 転職」でGoogle検索して上位のサイトから10ページ位まで全部見ていました。
100サイトくらいですね。

「看護師 転職 口コミ」の検索結果もけっこう見ていましたし、「転職会議」「Vorkers」「カイシャの評判」などのサイトも見ていました。
あとは、2ちゃんねるの情報も参考にしました。

できるだけたくさんの情報に触れ、情報の偏りがないように気をつけました。
広告だけ見ていると良いことばかり書いてあるし、口コミ的な情報は悪いことばかり書いてあるので、両方の情報を取り入れることを意識しましたね。

とりあえずは転職エージェントに何社か登録、相談して、情報を集めるところから始めると良いと思います。
無料ですし、登録は簡単です。

ネットの情報はあまりアテにならないので。

まとめ

冒頭に書いたとおり、私も今の現状にすべて満足しているわけではありません。
まだまだ道半ばですし、今後もキャリアアップするために地道に努力をしていこうと思っています。

ただ、無駄な努力をするのは時間がもったいないと感じるので、今回の4つの方法を参考にしていただき、あなたに合ったキャリアアップの方法を見つけてほしいと思います。

肩身の狭い男性看護師業界、一緒に盛り上げていきましょう。

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