副業物語 – パチスロデビュー！稼げるようになるまで

パチスロで稼いでる人間を発見！しかし

とうとう見つけたパチスロで稼いでいるという人間。
しかし、こういう話は真偽が怪しい。
口だけの人間もたくさんいるしね。

というわけで、まずは色々話して仲良くなろうと思って話しかけてみるが、何故か言ってることがさっぱり分からん。。。
そう、方言がきつすぎる。

彼は山口県から名古屋の大学に進学してきたばかりで、びっくりするほど方言がすごかった。
いや、名古屋だって東京の人に言わせればかなり方言がきついらしいんだけど、このときは衝撃を受けたね。
同じ日本人なのに、言っていることがよく分からないという衝撃。

本当にパチスロで勝っていた

そんな彼とも無事仲良くなり、じっくり話を聞いてみるとどうやら本当に勝っているよう。
トータルで20万円くらい浮いているという話だったかな。

他の学部の連れと一緒にパチンコ屋をまわり、どうやらそちらがリーダーっぽい感じはしたのだが、まずは仲良くなった彼から学んでみよう。
そんな感じでしたね。

まずはプレステソフトで仕組みを理解

前述の通り私は慎重派なのでいきなりパチンコ屋デビューせず、まずは彼のプレステソフト「アルゼ王国」で仕組みから勉強しました。
ここで、リーチ目の仕組み、ボーナスの仕組み、設定などがようやく理解出来ました。
リーチ目について勘違いしていたことも分かりましたね。

ひたすらアステカのCTを回し、デカチリを目押しする練習をして本番に備えましたよ。

しかし、疑問点を彼に色々聞いてみると、どうやらそれほど詳しくない模様。
勝ち方の理論も何だか心もとない。運勝ちじゃないのか？

やはり直接リーダーに聞いたほうが良かったかと思いつつ、打ち方さえ教えてもらえれば勝ち方は自力で見つけていけばいいと考えました。

とうとうパチスロデビュー！結果は・・・

ようやく実戦デビューとなる日。
慎重派の私は、まずは彼が打っているのを後ろで３時間ひたすら見続けていました。

店員に何度か注意されましたが、それでもめげずに見続けていました。
３時間立ち見はなかなかいないレベルだと思いますがどうでしょうか。

おいおい、お金無くなるの早すぎだろ

見ていて感じたのは、1000円札が吸い込まれるスピードの早さ。
大学生の金銭感覚にはちょっと大きかったですね。
ノーボーナスなら30分で1万円が消えるわけですから。

しかし、ずっと見ていても何も始まらないのでようやく初実践。

最初に打った機種はネットのセブンダラーズ。
ツインBBのBタイプというマイナーな特殊機。
なぜこんな機種なんだ！？
もう少しノーマルな機種を紹介してくれよー。

なぜ俺だけ・・・

こういうギャンブルって、いわゆるビギナーズラックは発生しがちです。
私もこれまでにたくさんのビギナーズラックを見てきました。
しかし、勉強しすぎ、頭でっかちの私にはビギナーズラックは訪れず、普通に12000円負けてしまいました。

私の影響を受けて一緒にデビューした連れが二人いたんですが、その二人は私のようには事前学習はせず、いきなり実戦して二人とも勝ち。
私一人負け。
こういうのは精神的に結構こたえますよね。
「なぜ俺だけ・・・」と思いましたよ。

皆勤賞の日々

ここからはもうひたすら実戦、インプットの繰り返しです。
大学の授業後、ほぼ毎日のように打っていましたね。
多分、デビューから２ヶ月程度は一日も休んでいないと思います。皆勤賞（笑）。

ゲーマーなのでパチスロはとても楽しく、実戦もインプットも苦労はありませんでした。
しかし、お金が減っていくこと、稼がなくてはならないという切迫感はかなりきつかったですね。
「俺は遊びでスロットを打っているんじゃない！稼がなくちゃいけないんだ」という。

最高でトータルマイナスは７万円くらいまでいきました。
正直、何度心が折れそうになったことか。
「俺は勝てない側なのかもな」と何回か思いましたよ。
そのたびに無理やり強い気持ちを奮い立たせました。

６ヶ月目から急に好転する

しかし、毎日日記を書いて反省、改善を繰り返し、デビュー６ヶ月目から急に安定して勝てるようになりました。
きっかけは特に無かったんですが、経験が積み重なってブレイクスルーするタイミングだったんでしょうね。
立ち回りの質が一気に向上しました。

デビュー６ヶ月目からの１年間で500万円程度稼ぎましたので、平均月収は40万円ちょっとですね。

大学生でこれくらい月収があるとさすがに大きかったです。
金銭的にかなり自由になりましたし、奨学金も当然返済できました。
車も買えましたしね。

しかし、もともと貧乏症なところがあるのか無駄遣いは一切せず、ひたすら貯金しまくっていました。
20万円勝った日もよくいるスロプーのように焼き肉に行ったりはせず、夕飯は吉牛をかきこんで終了。

というか、勝てる日には朝飯も昼飯も食べす、14時間稼働した後の夜23:30がその日最初のご飯というのが当たり前でしたよ。
体に悪すぎですね。
それくらい勝ちに貪欲、期待値に貪欲だったんです。まさにハングリー。

下手すりゃ自販機にジュース買いに行く時間も惜しんでいた。
飲んだらトイレ行きたくなるから、それも時間ロスになるしね。

無駄遣いで一つだけ覚えているのは、たいして欲しくもない浜崎あゆみのプロモーションビデオを衝動買いしたくらいです（笑）。5000円。安いなー。

副業物語番外編「パチスロ奮闘記」

副業物語の番外編として、「パチスロ奮闘記」も書いていこうと思います。
パチスロを知らない方は読み飛ばし推奨ですし、当時を知っている方は色々懐かしく読めると思います。

・パチスロで勝てるようになるまで　駆け出し時代
・パチスロの勝てる立ち回りとは　設定と天井
・ビタ押し全盛期　0.04秒で3000円の興奮
・激アマイベント　アステカの設定６一回交換
・パチスロ攻略法実践記　インディのランプネタで稼ぎまくる
・思い出の機種　大花火

※順次更新しますね

頭を使えばお金は稼げる。他人と差をつければお金は手に入る。

以前にもこのブログに書いていますが、世の中にパチンコ・パチスロで稼いでいる人は一般の人が想像する数倍、数十倍います。
私のまわりにも数千万円プレイヤーは結構いますよ。

ただ、多くの勝っている人は最初は遊びでパチンコ、パチスロを打っていて、ある時「これって真面目にやれば勝てるんじゃないか？」と考えて目覚めるパターンが非常に多いんですよね。

私の場合は最初から稼ぐこと前提でパチスロデビューして、試行錯誤を繰り返して稼げるようになりました。
これは結構レアなパターンだと思いますし、この体験は自分にとってかなり大きな自信にはなりました。
一種の成功体験です。
まさに自力でコンスタントに月収40万円稼げるようになったわけですからね。
大卒初任給よりも多いです。

この頃考えていたこととして、「頭を使えばお金は稼げる。他人と差をつければお金は手に入る。サラリーマンなんてずっと続けなくても、頭を使えば色々生活していく方法はあるんじゃないか」ということがありました。
「起業」という言葉も少しずつ自分の中で意識していましたね。
なのでせっせと貯金していたということもあります。

満足して享楽的な生活に

とは言え、大学生活はそこで満足してしまい、新たなことに取り組むことはありませんでした。
前述の連れとマンションを借りて３人暮らししてましたが、ひたすらスロットを打つか、麻雀するか、ゲームするか、コンパするか、酒飲むかって感じの享楽的な生活でしたね。

ネットが少しずつ普及していたとは言えまだまだ情報が少ない時代だったので、その環境に安住してしまっていたんです。
大学も刺激が少なく、学生起業しているようなヤツはいなかったし。
まさに井の中の蛙状態でしたね。

たかがパチンコ業界の中で稼げているという事でちょっと天狗になっていましたよ。
元々ライバルのレベルが異常に低いだけなんですけどね。

今から思い返せば、せっかく自由な時間とお金があったわけですからもっと色々な経験をしておけば良かったと思います。
少なくともスロットの日本全国旅打ちくらいしておけば面白かったのになーと思いますねー。
若かった。

社会人生活に突入！

次はとうとう私も社会人です。
本業をこなしつつ副業をして、将来の起業準備をしていく生活に突入していきます。