副業物語 – サラリーマン生活突入！株式投資を開始！

パチスロでずっと稼いでいくなんてありえない

パチスロで月収40～50万円程度稼いでいた私も、他の大学生と同様就職活動を始めました。

当時、「そんなに収入があるなら就職しなくていいんじゃないの？」みたいなことも聞かれたりしましたが、さすがにそこは迷いませんでした。

まず、稼ぎのためにパチスロを打つことは正直に言って苦痛になっていました。
スロプロあるあるですが、設定判別が落ちた瞬間に鬱になるアレですね（笑

花火の７枚交換設定５以上が確定するときのしんどさと言ったら。
「ああ、今日もこれを14時間回し続けるだけで１日が終わるのか」みたいな。
予告音が無いから花火は単調できついんだよね。

また、これからの人生を考えたときに社会人を経験しないというのはさすがに選択肢にありませんでしたね。
将来的には起業とかフリーランスということを思い描いていましたが、まずは社会人を３年経験して考えようと思っていました。

一度は社会人になったほうがいいいですよ

ここであえて言及しておきますが、現在でもパチスロやネットビジネスでそれなりに稼いでいる学生さんで就職しない道を選ぶ人がいますが、やめたほうがいいですよ。

社会人を経験せずに社会で真っ当に生活していけるのは、元々意識の高いごく一部の人間だけです。
普通の人間はそこまでの強さを持っていませんので、必ず社会人の洗礼を受けておくべきですね。
ホリエモンの言葉とか安易に受け取ったらダメですよ（笑。

ホリエモンなんて高校３年の夏から勉強して東大に現役合格したり、在学中に起業するような人間ですよ。
学生時代のバイトで社会人のような経験を既に積んでいるわけですよ。

そういう限られた人間と自分を重ねるのはやめたほうがいいです。
あなたは東大に在籍していますか？現在株式会社を設立していますか？普通の偏差値の普通の大学生じゃないですか？
普通の人は必ず一度は社会人を経験しましょう。
人生、先は長いんだから。
パチスロの期待値を集めても、人生の期待値は失ってるかもよ？

ですので、アフィリエイトとかネット物販とか株とかで大学生が稼ぐことにちょっと懸念があります。
上記のような勘違いを起こしてしまうんじゃないかと。
もちろん、そこで起業してがんがんいけるような人は心配無用なんですが、自分がそういう人間なのかは冷静に判断してください。

と言いつつ、自分の人生なんだから自由に生きればいいですけどね。

とうとう社会人スタート。しかし５月病に。

無事就職活動は終了し、私も晴れて社会人になりました。
当時の仕事は結構定時に終わることが多かったので、その後パチスロを打ちに行くこともありましたね。

ただ、やはり社会人生活に慣れるだけで大変だったので、真面目に打つというよりは気分転換でお小遣い稼ぎというレベルでしたね。
入社３日で典型的な５月病に陥っていましたよ（笑

社会性が足りないのを自覚

私はバイト経験がほとんど無かったので、どちらかと言えば社会性が足りない側の人間でした。
就職前に後に上司になる人にメールして、文面に「（笑）」とか付けて就職前なのにめっちゃ怒られましたよ。
もう初日から会社に行くのが嫌でしたねー。

そんな人間にとって、社会人生活は苦労の連続でした。
多分、パチスロで稼ぐまでの試行錯誤よりも苦しかったですね。

まず、電話一つ取ることができない。
これは男性社会人のあるあるネタだとは思いますが、苦しかったですねー。

株式投資をスタート

６月、７月とようやく社会人生活に慣れてきた頃、満を持して新たな取組を始めます。
「株式投資」ですね。

この頃にはネットを毎日のように使うようになっていました。
というより、私もサイト運営をしていました。
当時はテキストサイトが流行っていて、そんな流れに乗っかってヤフージオシティーズで色々と思考の垂れ流しをしていましたね。
ようやくブログというものが日本に輸入され始めた頃でしょうか。

株式投資を始めるのは必然

ネットの情報などを調べていると、株で安定的に勝っている人の情報が見つかります。
競馬、パチスロとギャンブルで稼いできた私にとって、株式投資に入っていくのは高いところから低いところに水が流れるような必然でした。
就職前から、社会人になって落ち着いたら株を始めようと思っていましたからね。

前述の通り大学時代にスロットで稼ぎつつ無駄遣いはしていなかったので、貯金はかなり溜まっていました。
その資金を使い株式投資デビューを果たします。
最初は怖かったので資金100万円からスタートです。

遊びで実験売買を繰り返す

実験的な売買を繰り返し、たまたま高熱で会社を休んだ日にはデイトレ的なことをしたりしましたが、結果としては徐々に資金が減っていく状態でした。
何より、売買に指針がなかったので、「そりゃ負けるに決まってるよな」と思っていました。

スロットで稼いだ経験があったので、しっかり勉強して仕組みを理解し期待値のある取引をしないと勝てないということは理解していました。
そのための経験として実験売買を繰り返した、という感じ。
金銭的には余裕があったので、何も知らない中であえて遊び売買を繰り返してみるという状態でしたね。

仕事に転機が訪れる

社会人生活も１年を過ぎた頃、仕事の内容が大幅に変わる転機がありました。
１つの大きなプロジェクトの一員として仕事をしていたんですが、それがリリースされたんですね。

リリース後は一気にルーチン業務が多くなりました。

元々この仕事を選んだのは、将来の独立を見据えた場合に大きなプロジェクトに関わる事で色々な経験ができ、役に立つんじゃないかと考えたからです。
実際に新卒１年目でもそれなりに関わらせてもらえました。
リリース前は本当に忙しく、新卒なのに残業代休日出勤代で月収が40万を超えた月もありましたよ。

しかし、ルーチンワークになると途端につまらなくなります。
というより、何の経験にもならないような気がしてきてしまうんですよね。
時間の無駄というか。

前述の通り社会人を３年経験して独立しようと考えていましたが、業務がルーチンになったことにより３年待つ意味が感じられなくなりました。

見切り発車で独立！

というわけで、見切りの早い私はたった１年半という短い期間で社会人生活を終えてしまいました。
特にアテがあったわけではなく、「起業」と「株式投資」で生活していこうと考えました。
ちなみにこのときの株式投資のトータル損益はマイナス20万円くらいでしたね。

この辺、見切り発車する性格は今も変わらないですね（笑
以前に書いた通り、現在の私も見切り発車独立しましたからねー。

参考：30代独立のリアル。失敗を繰り返した2014年を振り返り。

人間の基本的な性質はもう変わらないです。

副業、本業、何でもあり

次は、副業が本業になる生活。
起業、株式投資、アフィリ、スロット何でもありの２年間に突入します。