就職活動と恋愛は同じ?6つの共通点から成功する秘訣を探る
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転職・就職・キャリア
就職活動と恋愛の構造はかなり似ている
みなさん、就職活動頑張っていますか?
なかなかうまくいかず、苦労している人も多いと思います。
就職活動を実際に体験して実感している人も多いと思いますが、就職活動と恋愛は非常によく似ています。
恋愛を主体的に楽しめる人は、就職活動でも成功する可能性が高い。
逆に、恋愛下手で一度も異性と付き合ったことがない人は、就職活動でもうまくいかない可能性が高い。
結論としては、就職活動を成功させるためには学生のうちにたくさん恋愛体験をしておいてくださいね!ということなんですが、
「そんなこと言われても今更間に合わないじゃないか!」
という話になってしまいますので、今回は就職活動と恋愛の類似点を分解して解説し、今後の就職活動(恋愛活動)の対策を考えてみたいと思います。
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1.とにかく理不尽
学生さんはエセ平等主義に慣れてしまっています。
例えば大学受験はテストの点で公平に合否がきまる仕組みですよね。
AさんよりBさんのほうがテストの点が50点低いけど、ルックスが良くて大学の広告塔になれそう、パンフレットのモデルとして使いたいからBさんを合格させるなんてことは一般入試ではありえません(私立はあるのかも)。
でも、就職活動や恋愛なんていうのはそういうエセ平等が一切ありません。
ガチンコの実力主義の戦いなんです。
そもそも、世の中は理不尽なんですよね。
一人ひとりの人間が自分の欲求や正義を貫こうとするのは当たり前なので、理不尽なのは必然なんです。
エセ平等のほうがおかしいし、社会主義体制はうまくいかずに崩壊してしまいましたよね。
学生さんは世の中の理不尽に対する免疫がまだまだ少ない。
就職活動で悩む人は、この理不尽に生まれて初めて向き合い戸惑っているわけですね。
ただ、これと全く同じ構図なのが恋愛です。
どちらも相手のあることなのでどうしても理不尽なんですよね。
恋愛体験が豊富な人は、この手の理不尽に対する免疫や自分のポリシーが既に出来上がっているわけです。
浮気されたほうが不幸になる
恋愛は皆さんご存知の通り理不尽です。
例えば、付き合っている異性に新たに好きな人ができて、浮気をしたとしましょう。
世の中の規範、モラルとしては浮気をした異性が批難されるでしょうね。
でも、現実としては、浮気されたほうが自分の正当性を主張しても、それで相手が納得して元の関係に戻るなんてことはほぼありません。
「こいつうぜーな。知らねーよ」と思われるのがオチです。
浮気されたほうが不幸になるんですよ。
当然ですが、誰もがモラルを守るために生きているわけではないんですよ。
モラルってのは、人間が社会を形成して生きていくためにできてきた規範みたいなものです。
後付の規範よりも、「好きな人と一緒にいたい!」という根源的な欲求のほうが強いのは当たり前のことですよね。
企業は慈善事業ではなく営利団体
企業で言えば、モラルを守ることよりも利益を出すことが優先されるわけです。
当然ですが企業は利益を生み出すことが一番大切なことであり、それが資本主義においては善です。正しい経済行為。
世の中の仕組みが理解できれば分かるようになると思いますが、やはり企業は儲けなければいけません。
儲からない企業はたくさんの不幸を生みます。
目先のモラルを守っても、それ以上の不幸を生み出してしまうわけですね。
ブラック企業問題が根本的に解決しないのは、こういう事情があるからです。
大失恋を経験している人は、「ああ、世の中って自分の思ったようにはならないんだなー」という悟り、ある種の諦観のようなものが芽生えます。
これが就職活動においても有利に働きます。
うまくいかないことは割りきって、さっさと次にいくわけですねー。
2.答えがない
学生さんは答えのある問題に慣れてしまっています。
必然的に、すぐに答えを欲しがってしまうんですね。
でも、世の中の多くのことはもともと答えなんてないんですよ。
そのことが理解できているかどうか。
恋愛において「誰でも落とせる超絶テクニック」が存在しないのと同様に、就職活動において「絶対に内定をもらえる必勝法」のようなものは存在しません。
どんな優れた人間でも、100%異性を落とせるわけではないし、100%内定をもらうことはできません。
でも、多くの就職活動中の方は答えを探そうとします。
そして、その答えで自分をガチガチに武装しようとします。
企業はフラットに評価する気はさらさらない
就職活動において答えがない理由は、企業によって求める人材は全然違うからですね。
例えば、会社によっては色んなことに挑戦できるアグレッシブな人間を欲しがることもあるし、別の会社では高学歴で特に何もしていない従順で基礎能力の高そうな人を選ぶ場合もあります。
あまり派手に動いている人はすぐに起業するとか言って辞めちゃうんじゃないかなーってことですね。
別の例で言えば、ある企業は女性採用は完全にルックスのみで選んでいますし、逆にルックスがちょっと渋めな女性を積極的に選ぶ企業もあります。
それぞれ企業によって戦略が違いますからね。
なのでこれをやれば必ず企業にウケるというのはありません。
すべての異性から好かれるのが無理なように、すべての企業に採用されるのは無理です。
そこを割り切れるかどうか。
企業というのは採用活動において、フラットに評価することを重視しているわけではありません。
会社の業績を伸ばせる人材が欲しいわけで、それこそ企業は学生以上に本気なんですよ。
マジ本気マジです。
採用活動って相当お金を使いますからね。
例えば、ルックスが良くないのにテレビ局のアナウンサー職を受ける女性は根本的に世の中を分かっていない可能性が高い。
これはエコ贔屓ではなくて、当たり前の経済活動なんですよ。
文句を言ってどうにかなる問題ではない。
3.結局は数の勝負
理不尽で答えがないというところから導かれる一つの解決策は、「数撃ちゃ当たる」です。
恋愛も就職活動も結局は数の勝負なんですよ。
一戦必勝を狙うのもいいんですが、100%はありえないわけで。
一つの企業にこだわるのは、一人の女性にこだわりすぎるストーカーと同じです。意味が無い。
本人はパッとしないのに、何だか良い異性と付き合っている人ってたまにいますよね。
これには様々な要因がありますが、一つの答えとしては「数撃っている」ということがあげられます。
異性と出会う回数が多いということ、「好意がある」ということを伝える回数が多いということですね。
これは別にたくさんコンパしているとか、がんがん告白しているとかそういうことでは無いです。
好意の伝え方なんて、告白以外にもいくらでもあるでしょう。
そして、人間は異性が好意を持っていることを知ると、その相手のことが気になることは結構あるんです。
個人的な話で申し訳ないですが、私は高校生の頃にこの法則に気づき、結構がんがんアプローチしましたよ。
当時はスマホやLINEのようなコミュニケーションツールも少なく、シャイで好意を伝えられない男は多かったんですよね。
「拒否されたら次にいけばいい。むしろせっかく好意があるなら伝えないと勿体無い」
そう考えて行動したら、ライバル皆無でしたので結果は良好でしたよ。
こういう成功体験の積み重ねは何気に重要ですよね。
就職活動も、やはり合う合わないはあるので数撃つほうが得です。
とは言っても一つ一つの企業への戦略が薄くなると攻撃力が低下するので、自分のバイタリティを考えつつしっかりとスケジューリングしましょう。
「数撃つ」を唯一の答えとしてあがめるのはNGです。
若いととにかく何かしらの答えにすがりたくなりますが、何度も言うようにこれをすれば大丈夫なんてものはない。
そういう、何か一つにすがる、依存するという精神が負け戦に繋がります。
4.背伸びしないほうが幸せになれる
就職活動において、ガリガリに武装しようとする人は多いです。
でも、そんな武装は企業の採用担当者からすればダンボールで作ったボロボロの武装なんですよ。
学生さんが付け焼き刃で身につける武装なんて、ほとんど無意味と言ってもいいくらいです。
武装しようという努力が評価されるという程度。
でも、例えば武装に大成功して自分のポテンシャル以上の企業、仕事を手に入れたとしたらどうなるでしょうか?
あなたは入社後もその武装を解けず、ひたすら背伸びして頑張り続けなければなりません。
もちろん背伸びし続けていたら本当に背が伸びるということもありますので、多少なりとも背伸びすることは重要です。
ただ、自分と相性のいい企業に入社したほうが自分が輝きやすいということは間違いないと思います。
ミスマッチはお互いに不幸になる。
恋愛にもミスマッチはある
恋愛においても、ミスマッチはお互いに不幸になります。
例えば、お金持ちと付き合いたいと思っている女性は多いかもしれません。
でも、お金持ちの男性の行動って考えたことありますか?
お金持ちにはお金持ちなりの思考、ステータスがあるんです。
率直に言ってしまえば、高級レストランでディナーをするよりも、ファミレスでご飯を食べるほうが気楽で楽しい女性だって多いということです。
ハイステータスの人と付き合おうと思ったら、自分の行動や思考、センスもハイステータスにならないといけないわけですね。
じゃないとミスマッチが連発しまくる。苦しい。
自分を成長させることは大切ですが、あまり背伸びしすぎると人生が窮屈になりますよ。
5.自信のある人はモテる
一般的には人と違ったことをやっていて自信を持っている人だと目立ちますよね。
「部活やサークル活動を頑張りました!」とか、採用担当者からすれば「知らんがな」って話ですしね。
「サークルってお前の趣味だろ!」って突っ込みたくなります。
恋愛でも、自分に自信を持っている人はモテます。
と言っても余りにも根拠の無い自信はダメですよ。
ただの痛い奴になってしまいますよね。
たまにいますよね。自信があるように振舞っているのが見え見えのめんどくさいヤツ。
自信というのは成功体験の積み重ねなんですよ。
それだけ行動しているということです。
その経験によって行動が徐々に洗練されていくので、それが自信につながるし、実際のアウトプットもセンスが良くなっていくわけですね。
自信のある人には行動力が伴うんですよ。
失敗した場合に、それを過程だと考えて次の行動ができるわけですね。
多くの企業はそういうバイタリティ、問題解決力のある人を求めています。
6.依存しない
恋愛において、依存心の強さを「好きの深さ」だと勘違いしている人は若い人の中では結構多いです。
でも、依存というのは基本的にお互いにメリットはありません。
大人の恋愛には自立した精神性が求められるわけです。
企業や異性に依存したくなる人は、やはり精神的に大人になりきれていないわけですね。
上記の「答えを求める」と同じなんですが、何かにすがりたいわけです。
でも、必死にすがってもいいことなんてないですよ。むしろ相手はいい迷惑ですよ。
割り切り、クールさを持てる人ほど異性にモテますし、会社からも必要とされます。
人生というものは常に不安なんです。
誰もが不安と向き合いながら生きている。
正しく不安と向き合うことができるようになると、人生を能動的に生きることができるようになります。
そのためには依存しないということですね。
理不尽にフラレたり、理不尽に会社を解雇されることもあるでしょう。
でも、そこに依存せず執着せず、前向きに新たな出会いを楽しんだほうが人生は好転します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
色々と思い当たる節もあったかもしれません。
上記からも分かる通り、仕事や恋愛を楽しむためには精神的に自立することが何より重要です。
それができていないから苦しいんですよ。
就職活動も恋愛も、「運」も大きな要素と言えます。
ピッタリ相性のいい相手とめぐり逢えるかどうかなんて運ですからね。
その運が巡ってくるよう、日頃から自分の成長を意識して自立した大人になることが求められます。
あまり背伸びし過ぎると苦しくなりますので、今までの自分の恋愛パターンを思い出し、自分を認めた上で就職活動を進めていくといいですね。
例えば、好きと言ってくれる異性が現れてその人と付き合うパターンを繰り返してきた女性であれば、自分から落としにかかるのは経験がなく苦手なのかもしれません。
そんな女性が意中の高倍率企業を落としにかかるのは難しいかもしれません。
自分を気に入ってくれた中小企業に行ったほうがあなたには合っているかもしれませんよ。
精神的に自立するには、まずは「ありのままの自分を受け入れる」というところから始まります。
自分を受け入れ、自分を理解し、自分らしい就職、恋愛を楽しんでいきましょう。
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Comment
ここに書いてあることは不都合な真実。
正しいけれど、これを言ってしまうと
絶望するしかない人がいるから、おおっぴらには言えない。
そもそも人間の歴史の中で、
ここまで平等が貫かれたのもここ最近のこと。
不平等・序列は、厳しいけれど自然の摂理。