保険、年金の仕組み!損をする人、しない人
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政治・経済・世の中
保険は知らないと大きく損をする商品
みなさん、保険に加入していますか?
20代、30代というのは、保険加入を考える時期です。
私も強制保険をはじめ、様々な保険に加入しています。
ややこしい、難しい、めんどくさい
知人の保険屋さんに紹介されたり、いきなり営業を受けたり、説明を聞いてもいまいちよく分からなかったり、保険には「ややこしい」「難しい」「めんどくさい」というイメージがつきまといます。
できれば考えたくないことの一つですし、どうやって組み立てればいいのかの基準もよく分かりません。
これだけ覚えておけば損しない!
今回はそんな保険のたった一つの基本的な知識をご紹介します。
これさえ読めば、あなたは保険で損をしないでしょうし、選ぶ規準も理解できます。
色んな保険を比較検討する前に、まず読んでいただきたいです。
保険って何なの?
多くの人にとって、「保険とは何なのか?」という部分が置き去りにされている現状があると思います。
いきなり具体的な商品が目の前に迫ってきて、何のために加入するのかが分かりづらいです。
リスクに備える、それが保険
結論から言えば、全ての保険は何らかのリスクに備えることが目的です。
ですので、リスクをしっかり把握すれば、無駄な保険には入らなくて済むのです。
ただ、この「リスク」が多岐にわたります
死亡保険の場合
例えば、死亡保険は分かりやすい保険です。
本人が死亡した場合、家族に保険金が支払われます。
リスクは何かと言えば、「収入がなくなり、残された家族が生活ができなくなるリスク」です。
逆に言えば、そのリスクがなければ保険なんて加入する必要はないんです。
死亡保険が必要のないパターン
例えば独り身の場合は、仮にあなたが亡くなったとしても生活に困る人はいないかもしれません。
親は子供が亡くなれば悲しいですが、子供に生活費を頼っていない限りは、生活に困ることはありません。
保険の営業マンは独身者にも死亡保険をガンガン進めてきますが、リスクがなければ必要はありません。
もちろん、終身保険の場合早く払いはじめたほうが月々の金額は安くなりますが、それは長期間払うので月額が安くなっているだけです(運用益を除く)。
未婚率は年々上がっている
現在、生涯未婚の確率が上がり続けています。
結婚するかどうかもわからない人に将来の家族への投資を進めるのは今の時代に適していないと思います。
結婚してからリスクに備えれば十分です。
資産が多い場合も必要ない
また、資産がたくさんある場合も生活できなくなるリスクは低いので、死亡保険は必要ありません。
健康保険は何のリスクヘッジ?
健康保険の場合
会社で強制加入させられる健康保険、自営業者の国民健康保険などは、「病気や怪我をした場合、医療費が高くなりすぎて医療が受けられないリスク」に備えた保険です。
国民皆保険制
日本では国民皆保険と言って、基本的に全ての人が強制加入です。
強制加入させられるのでリスクを実感する機会が少ないですが、一般的に病院窓口で支払っている金額は本来の金額の3割です。
退職などの保険の切り替え時期に実費で払うと、通常の3倍以上の金額を請求されるので結構びっくりすることになります。
アメリカでは皆保険ではないので、貧困層が医療を受けられないことが問題になっています。
貧乏人は早死するという、自由主義、自己責任の世界です。
あなたはどちらがいいと思いますか?
国民年金は何のリスクヘッジ?
国民年金の場合
では、未納が問題になっている「国民年金」も保険の一種ですが、これは何のリスクに備えているのでしょうか?
これは意外と意識できないリスクなんです。
なので、未納者も増えるんだと思います。
長生きしてしまうこともリスク
正解は、「健康で長生きしてしまうリスク」です。
保険でリスクというと、死亡、病気、怪我などのネガティブ要因が連想されると思いますが、何もリスクはそれだけではないんです。
長生きしてしまうことも、実は大きなリスクなんです。
好きなときに死ねません
日本では今のところ死にたいときに死ぬには自殺以外にありません。
しかし、自殺はハードルが高く、周りにも迷惑をかけるので、現実的には選択肢に入りません。
自分では勝手に「平均の80歳くらいまで生きられればいいや」なんて思っている人は結構いると思いますが、気づいたら100歳まで生きてしまうことはあるわけです。
その場合、老後の生活設計がまるで計算違いになります。
老後が長くなるほど、たくさんのお金が必要
老後にバリバリ働くことは難しいので、基本的に大きな収入は得られず資産を食いつぶしていくことになります。
その資産が80歳で尽きてしまったら、そこからの20年はどうやって生きていけばいいんでしょうか?
健康であり、まだ生きたいと思っているのに、お金が無くて生活ができない、でも死ねないというのは非常に大きなリスクですよね。
年金は損をして当たり前
そのリスクに備えるのが年金です。
国民年金を払わない人の理論として、仮に70歳で死んだら大損するから払いたくない、というような意見を言う人もいますが、大損するのは当たり前です。
基本的に全ての保険はそのリスクを回避できた場合は大損するんです。
運悪くリスクにぶつかった人をその他大勢で支えるのが保険の基本的な考え方です。
なので、厚生年金や国民年金を支払い、元が取れないのは当然といえば当然なんです。
たまたま100歳まで運悪く?生きてしまった人をみんなで支えるのが国民年金、厚生年金というわけですね。
リスクを理解して保険に加入しましょう
このように、全ての「保険」と呼ばれる商品は、人間が生きていく上での何らかのリスクに対しての「保険」になっています。
ですので、立場によってそのリスクは変わってきます。
仮にリスクがないのであれば、保険なんて加入する必要はないんです。
ただ、そのリスクの中には通常の生活の中では実感しにくいものがあるので、まずは自分の人生にどんなリスクがあるのかを考えることが重要になります。
その思考を持てれば、あなたは保険で損をすることはないでしょう。
リスクを理解して、保険を見直し
上記のように保険の仕組みを理解したら、もう怖いものはありません。
自分にとってどの保険が必要で、どの保険が不必要なのか判断できるようになるからです。
ただ、細かい部分は専門家に聞いたほうが手っ取り早いので、無駄な保険をカットするためにも専門家と一緒に見直しすることをおすすめします。
しっかりと自分の意思を伝えて、保険の内容やリスクについて説明してもらい、余分なものを削ぎ落としていきましょう。
それだけで月額数万円、年間数十万円得をすることもザラにあります。
保険ショップの検索・予約サイトのマネモなら、ご自身の家の近くの保険見直しショップを簡単に検索、予約することができます。
せっかく大きなお金をかけている保険で損をしないよう、一度は見直しをしてみてはいかがでしょうか?
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