営業すらできないのにアフィリエイトで売上を上げるなんて絶対できない

アフィリ収益を目指す人の心を折る企画

こんにちは。web軍師です。

最近はアフィリで収入を増やすことを目指している人が増えてきているみたいなので、そんな皆さんの心を折る記事を書いてみたいと思います。
刺激の欲しい方は是非とも読んでみていただきたいです。

この記事を読んでみてください

最近、こんな記事を読みました。

営業すらできないのに、マーケティングで売上を上げることなんて、絶対できない。

アツい内容でいいですねー。

それでも、最後の「ありがとう」にたどり着くと、それまでの苦労が吹っ飛んでしまうくらいに嬉しいものだ。
これは、商売をやってる人間にとって、最大の名誉。
だって、誰かのために役立つというのは、人間にとって根源的な欲求だし、そうやって生きていかなきゃいけない。
働く、とはそういうことだ。

だから、そういう心から喜んでいただける人たちのために、頑張って商品を紹介して、
その人の役にたてる価値を売っているのが、営業マンなんだ。
そして、喜んでいただける人たちは、声をかけたお客様の全体の10％程度かもしれない。

残りの90％なんて拒否られてるわけだが、それくらいやらないと、
本当に喜んでいただけるお客さんに会うことができないのは、真に営業をやってた人だけは知ってる。
この肌感覚がわからないと、いくらコピーのテクニックが上手くたって、なんにも響かない。

お気持ち、すごく良く分かります。

営業ができないからアフィリエイトをやるって？

いつも通り結論から書いてしまいますが、アフィリエイトの世界も基本的にこの構図だと思います。

営業すらできないのに、アフィリエイトで売上を上げることなんて、絶対できない。

いや、「絶対に」は言いすぎですね。
記事に乗っかってみただけです（笑。すいません。

私はアフィリ界隈で結果を出している知り合いはほとんどいませんが、社会性が乏しくて追い込まれてアフィリに挑戦し、結果を出している人もいるでしょう。
web上ではそういう人が目立ちがちかもしれませんね。

でも、アフィリで結果を出している多くの人は、上記の記事で言うところの「営業マン」としての経験、素質を持っている人が多いと思います。
例え実際には営業経験がなかったとしても。

アフィリで売上を伸ばすのって、広い意味でのマーケティング能力以外の何者でもないですからね。

自分軸では何も進まない

アフィリでなかなか結果が出ない方を見ていて感じるのは、結局のところ行動が「自分軸」だということです。
何もかもが自分中心に始まっている。伸びている。

例えば、アフィリエイトを始めた理由一つ見てみても、「現実のコミュニケーションが嫌いだからパソコンで仕事をしたい」だったりね。

きつい言い方をしてしまうと、現実の仕事がうまくいかなくて藁をも掴む気持ちでアフィリエイトに逃げ込んできた人もいるでしょう。
そういう人が結果を出すのは正直なところなかなか難しいんじゃないかなーと思ってしまいます。ぶっちゃけ。
ネガティブなモチベーションが続くかなーっていう。
余計なお世話かもしれませんが。

知らんがな

社会に出て経験を積むと実感できますが、世の中は「知らんがな」でできています。

単純な話、世の中はあなたの存在に興味はない。
あなたの中の本音や真実に関心がない。

「知らんがな」

なんですね。

厳しいように聞こえるかもしれませんが、そんなあなただって他人のことは「知らんがな」だと思います。

自分軸の人は、この「知らんがな」を連発するわけです。

「私はこんなに頑張っているんです！」「知らんがな」
「私ってどうですかね？結果出せますかね？」「知らんがな」
「今日この商品を一つは売らないと、僕、会社に帰れないんですよー」「知らんがなー！！！」

いや、３つ目の営業をする人って本当にいるんですよ。
もちろんこれも本音でしゃべっているだけの人と、哀れみセールスを意図的に実践している人といますけどね。

他人の事例を見ると笑っちゃいますけど、意外と自分もこんなもんですよ。
実は私は学生の頃はかなりの「知らんがな人間」だったので、自分軸の人の気持ちもよく分かりますけどねー。
それは社会の中で徐々に磨いて削り落とさないと。

いろんな営業経験があります

先に書いておきますが、私はこれまでに営業という仕事もたくさんしてきました。
特定の物売りをしたこともありますし、形のないモノの提案営業の経験もあります（企業のHP等ですね）。

ゴリゴリのテレアポも経験していますし（受話器と手をガムテでぐるぐる巻くレベル）、飛び込み営業の経験もあります。

ただ、大した営業マンではないです。断言できます（笑
上記の記事にあるような営業でトップレベルの成績なんて取ったことはないです。
営業自体に抵抗感は無いし提案営業は面白くて好きですが、正直ちょっとぬるい営業マンですね。ガツガツが足りない。

営業マンが持っている２つの特性

これは営業経験のある人にはご理解いただけると思いますが、ある程度営業経験のある人には２つの特徴があります。

「物事を相手軸で考えられる」

ということと、

「営業マンとしてのポリシー、信念を持っている」

ということです。
これがアフィリエイトにおいて結構有利に働くと思いますし、これがないから結果が出ないんだと思います。

物事を相手軸で考える

営業職を経験している人は分かると思いますが、相手が欲しがっている情報ってあるんですよ。
営業なら目の前の相手だし、ウェブなら検索ユーザーですかね。

お客さんというのは、何も０から自分たちで教育しなければならないわけではないんです。
既に見込み客になっていて、最後の後押しをして欲しいという状態は多々あります。
その後押しをしてあげるのが営業マンの仕事とも言えます。

この場合、相手が欲しがっている情報をパッケージングして伝えるわけです。

いかに相手の立場に立って欲している情報をパッケージングできるか。
そこに全てがかかっていると思います。
自分の経験などの情報を出す場合も、自分が書きたいから書くのではなくて、相手が欲しがっているから書くんです。
この違い、分かりますか？

ビビりすぎ、売ろうとしすぎ

もう１点、セールスの経験がない人はアフィリエイトをする上でビビってしまったり、売ろう、騙そう、まるめこもうとしすぎていると思います。
どちらも実際の営業を思い浮かべれば何が悪いのか誰もが分かるでしょう。

営業、セールスって難しいことです。
人にモノを売るんだから難しいに決まっている。

この経験を積んでいる人は、上記の通りポリシー、信念を持っています。
それは、

商品やサービスを相手が取り入れたらその人（その会社）にとってプラスになるなーと思ったら、信念を持ってオススメする

ということです。
これ、実際に経験しないとちょっと分かりにくいかな？

絶対的な商品やサービスはない

全てのモノやサービスについて言えることですが、「誰もが買ったら絶対に得をする、幸せになれる」という商品やサービスってないわけです。
買ってみて「あー失敗したなー」なんて誰にでも経験があると思います。
iPhoneだって人によっては全く役に立たない使えない商品ですよね。

で、これにビビっていたら営業なんてできない。
「この商品やサービスを買ったお客様を俺が絶対に幸せにしてみせる！」くらいの強い気持ちが必要だと思います。

結果的にはうまくいかない場合もありますが、その信念、ポリシーを持ち続けていないと、営業って辛くて続けられないんですよね。
上記の記事の通り、９割の人には拒否られるわけですから。

アフィリでは営業で言うアフターフォローはほとんどできません。
それは広告主にお任せです。
それでも、「この商品やサービスを紹介して幸せになる人がいるはず！」という信念が必要だと思います。

中には、「おいおい、この商品大丈夫かよ」みたいな商品はありますよね。
自分がそう感じるなら売らなければいいし、そう感じていながら無理に売ってもなかなか結果は出ません。

「これなら多くの人にとってメリットがある！」

そう感じるモノやサービスを売るのが自然ですね。
とは言え、営業経験がない人にはこの線引が非常に難しいと思いますが。

自社商品が好きじゃない営業マンはたくさんいる

ぶっちゃけた話、多くの営業マンが「自社製品は素晴らしい！」なんて思っていません。
むしろ自社製品だけに色々なことを知っているので、「自分なら自社製品は買わないけどね」なんて言っている人は珍しくありません。

でも、そんなネガティブな気持ちしか持っていなかったら売れないんです。

「自分ではそう思うけど、この世にはこの商品を欲している人がいて、それを得ることで幸せになる人がいる！」

という信念が必要なんです。
じゃないと全ての営業やセールスは成り立ちません。
商品やサービスを欲しがっている人に届けることが仕事であり価値なんです。
アフィリエイトも全く同じですね。

商品やサービスについて知ろう

あと、基本的に自分が扱う商品やサービスのことを知らなさすぎる人も多いと思います。
その商品やサービスのライバルとか、それを扱う会社の規模や特徴とか、そういうことを知らずに紹介してもそりゃ売れないでしょーって感じですよね。

すごくめんどくさい部分なんですが、商品特性を知らずに売れるほどセールスって甘くないですよ。
ネットで調べるのはもちろん、実際に会社に電話して疑問点を聞いてみたり、自分が使って確かめてみたり、口コミをたくさん見たり実際に使っている人からインタビューしたり、できることは色々あります。

そういう地道な作業を一通りして、初めて「この商品やサービスを紹介して幸せになる人がいるはず！」という信念を持てるわけですね。
自分独自のセールストークが組み上がるわけです。

全部が全部そうじゃないとしても、そういうセールスの基本に則って行動するのが一番近道だと思いますけどねー。
結局はリアル営業もwebでアフィリエイトするのも同じだと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
「アフィリエイトなら俺でも稼げそう！」という気持ちを見事に折ってしまったかもしれません（笑

結局、この記事にしても大げさに言えば、「読んでいる誰かにとって、安易な心を折ることも価値になる」という私の信念があるから書くわけです。
自分のことなんて他人から見れば「知らんがな」なのでいちいち記事の動機なんて書きませんが、そういうことです。

これを読んで心が折れかけた方は、アフィリエイトには向いていないかもしれません。
「かも」ですよ。とても断言はできません。

ちなみに私がまだ学生で営業経験がなく、アフィリでも結果を出していない段階だと仮定しましょう。
その上でこの記事を読んだ場合、考えることは、

「よし、じゃあ試しにバイトでテレアポでもやってみるかー」

ということです。
これですよこれ。ぶっちゃけこれ。ホントこれ。

「営業ができないとアフィリは無理なのか。じゃあ僕には無理だな。他を探そう」

こういう思考ではアフィリ以外でも何をやってもなかなか結果は出ないですよ。
結局、アフィリだろうと一般的な仕事だろうと、根本の部分は同じなんですから。

というわけで、アフィリエイトで結果を出すために必要なのは、たくさん記事を書くことではなくて「営業を経験すること」でした。
みなさん、今すぐ記事を書く手を止めて、何でもいいから飛び込み営業をしてきてください。
それが一番の近道です！

というのはさすがに投げすぎだと思いますが、そういう部分があることはしっかりと理解したほうがいいですね。
自分で自分が自分軸になっていないか疑って見てみましょう。

やってみればいいじゃない

ハードルの上がるようなことを書いてしまいましたが、記事中にも書いた通り私は大した営業マンではありません。
トップセールスじゃないんです。

それでも営業経験があるというだけで有利に働いていますしアフィリで結果も出始めていますので、あまりビビらずに何でも挑戦すればいいと思います。