旦那に父性がない。父性はどのタイミングで目覚めるのか割合で解説
うちの旦那、おかしくない?
「旦那さんにパパとしての自覚が全くない」
「家事や育児に非協力的なのはしょうがないとしても、父親としての自覚すらない」
「いつになったら父性は芽生えるの?不安すぎる」
こんなことで悩んでいるママは世の中に結構多いのです。
結構深刻な問題ですよね。
というか、離婚すら頭によぎりますよね。
ママ友から旦那さんの話を聞いてみると、オムツ替えから何まで全てやっている。
そもそも、愛が強くて子供から離れようとしない。ずっと一緒に遊んでいるらしい。
なのに、うちの旦那は全く興味関心が湧いていない。
「そこに居ないもの」として過ごしている。
なんでこんなに違うの?
これだけ差があると不安になるのは当然です。
父性という難しいテーマについて書いてみる
僕は二児の父ですが、父性は強いほうだと思います。多分。
昔から興味のあるテーマなので、たくさんのお父さん事例も見てきました。
そんな僕が、
父性はいつどのタイミングで目覚めるのか?
について書いてみます。
ぶっちゃけ、単なる推測記事で何の根拠もデータもないですよ。
個人の感想なので、一つの意見として読んでもらえればいいと思います。
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父性は一生芽生えない人がいる
先に結論からズバッと。
まず、
父性の目覚めは個人差が想像以上に強く、もっと言えば一生目覚めない人も一定数いる
ということが挙げられます。
この時点で眼の前が暗くなった人もいるでしょう。
しかしそれが現実なのです。
では、具体的な「父性の芽生えのタイミングの割合」について、僕の推測はこんな感じ。
- 元から持っている 10%
- 子供が生まれた瞬間から 10%
- 子供が2~3歳くらいになった頃(コミュニケーションがまともにとれる頃) 60%
- 父性なんて一生芽生えない 20%
これは時代とともに変わっていくんですけどね。
ジェンダー論というか、文化的な要素も関わってくるので。
それぞれのケースについて順番に解説していきます。
元から持っている 10%
僕はこのパターンです。
もう結婚する前から持ってます。
もっと言えば、「子供が欲しくて結婚したパターン」です。女子みたいw
もしも子供ができなかった場合、最初から養子も考えていました。
スムーズにできたから良かったですけどね。
これは分かりやすく言うと、自分の父親へのアンチテーゼなのです。
そう、僕の父親は「父性なんて一生芽生えない」パターンでした。
父性を全く持たない人間のもとで育ち、その他色々な要因も手伝って、「人間の人格形成」に強い興味を持つようになりました。
「なんで自分はこんな自分なんだろう?」という、思春期に一定数の人間が陥るアレですね。
その感覚が人一倍強かったので、その興味はそのまま幼児教育とか、凶悪犯罪者の幼少期の生活環境とか、そういう方向にどんどん向かっていきました。
以前の記事にも書きましたが、僕は大学生の頃から「いないいないばあ」を見ています。Eテレの番組ですね。
歴代のおねえさんを全部リアルタイムで見てきた稀有な存在ですw
「ちびっこマンたいそう」から「わ~お!」まで全部踊れる。
Eテレってやっぱりすごくて、幼児教育に関する色んな要素が詰まっているので見ていて飽きないです。
なので、もう元から自分がお父さんとしてやりたいことがたくさんあるわけですよ。
子供が生まれた瞬間は当然嬉しかったし、徐々に大きくなるにつれて色々な試行錯誤は増えていったけど、そういうの含めて全部元から持っていました。
あとから変わったことは、「自分はもう死ねない!」という意識が強くなったことくらい。
責任感ということですね。
こういう人間はとりあえず10%と推測しましたが、もしかするともうちょい少ないのかも。
一定数いるのは間違いないので、こういう男性を探して捕まえるのは1つの生存戦略と言えます。
デメリットは、関心が強い分こだわりも強いってこと。
特に教育に関しては主導権を握られるでしょう。
ママが主導権を握りたい場合、ぶつかり合うことが多くなってしまうかもしれません。
独善的な場合は大変です。
正解がない中で夫婦で試行錯誤を楽しめれば最高なんですけどね。
子供が生まれた瞬間から 10%
これは「お腹が大きくなる頃から」も含んでいいかもしれません。
一般的にお母さんの母性が芽生えるタイミングと同じタイミングです。
このパターンが一番幸せかも。
ただ、10%と書いた通り、想像以上にこのタイミングで父性が芽生える人は少ないのです。
でも、これはしょうがなくて。
お母さんには物理的にも生活的にもホルモン的にも母性に目覚める瞬間が何度もやってくるのに対し、お父さんにはイベントが全然無いのです。
そもそも、本当に自分の子かもよく分からないわけでw
ここで目覚める男性というのは、共感能力が非常に高かったり、いわゆる意識高い系の人が多いです。
奥さんの感情や変化に完全に移入してしまったり、「出産感動した!!立派なお父さんになってみせる!!!」みたいな意識高い場合ですね。
ここが意外と少なくて、でも男性的には結構しょうがないんだぞというのが今回一番書きたかったテーマかもしれません。
この解決策として、真面目な話なんですが、僕は男性も赤ちゃんに乳首を吸われるべきなんじゃないかなーと考えています。
いやほんとふざけた話ではなく。
そういうところと本能は繋がっていると思うんですよね。
現実としては乳首が小さすぎるし、母乳も出ないしで赤ちゃんがすぐに嫌がっちゃいますけどね←やってみた人
ちなみにこのパターンの男性のデメリットは、共感能力の高い人はお母さんが産後に精神バランスを崩した場合に共依存で一緒に落ちていっちゃうパターン、育児頑張りすぎて仕事疎かにするパターン、そもそも意識高い人は共に生活する上でいちいちめんどくさいパターンなどがありますw
何事もメリットデメリットがありますよ。
表裏一体。
子供が2~3歳くらいになった頃(コミュニケーションがまともにとれる頃) 60%
現実はここ。
多くの夫婦がこのパターンを経由するので、ここを意識しておくと気が楽になると思います。
多くの男性にとって、子供なんてあまり興味のない存在で。
特に赤ちゃんの頃はコミュニケーション取れないし、単純にあまりかわいくないし、うるさいし、ずっとお世話しないといけないし、自分のモノだったはずの奥さんをいきなり取られてしまうしで、いいことはあまりありませんw
このタイミングでセックスレスになる夫婦は多く、男性的にも難しい時期。
ただ、多くの男性は理性的なので、もちろんそれなりには協力的にやってくれるでしょう。
この辺は各家庭内が見えにくいので個人差は出やすい。
父性が無くとも嫁を助けたくて頑張る人は多いし、元々わがままで甘えていて何もしない人もいる。
それは父性とは関係のない個人の性格・性質でしょう。
で、のらりくらりやってきて、子供が2~3歳くらいになった頃、つまり物心ついてコミュニケーションが取れるようになった頃、ようやくしっかりとした父性が芽生えてきます。
子供からパパと呼ばれ、頼られ、男性から見た子供のかわいさもMAXに近づいていく。
今まで心の中では常に自分が中心だったのに、徐々に子供軸でも許せるようになっていく。
人生の中心が移っていくような感じ。
男の人というのは基本的には女性以上に自己中心的に物事を組み立てるので、独身男性がわがままで子供っぽく見えるのは当たり前なのですw
凶悪犯罪者に男性が多いのは、単に腕力が強い以上にこの辺の性質が大きい。
共感力が弱く、自分の世界が強い。
他人の命が無くなることは自分には何の関係もない。
父性を持つというのは、ある意味ではこれが弱くなっていくというか、自分の世界が崩れて薄まっていくことを認めていく作業かもしれません。
男性は結婚する前向きな理由が少ないので、「男気スイッチを入れる」「嫁を幸せにするために頑張る」みたいなパターンは多いです。
そのスイッチが「家族を幸せにするために頑張る」に切り替わる感じかなー。
デメリットは、子供が2~3歳くらいになるまで、以下で解説する4番目の人との見分けがつかないことかな。
父性なんて一生芽生えない 20%
これ、20%としておきましたけどどうでしょう?
もしかするともうちょっと多いのかも。
ここに来て父性の定義が曖昧であることを暴露しますが、父性って母性とは根本的に違うわけですよ。
母性のような「無償の愛」みたいなものは男性には起きにくい。
(逆に母性は強すぎると「子供は自分の体の一部」くらいに感じ、それはそれで問題がある)
(「母親は無償の愛を持つべき」みたいなのは炎上しがちなので、ここではこれ以上触れません)
結局は文化的な問題だったり、個人のパーソナリティに依存する問題だったり。
僕だって違う時代に生まれていたら父性なんて欠片も無かったかもしれない。
同じパーソナリティだったとしても。
そういう曖昧なものではあるんですが、全く芽生えない人も一定数います。
うちの父親なんかは典型的なこのパターンで、そもそも他人への関心が薄いタイプです。
「心に愛がない」というか。歌詞みたいだな。
父性というのは、「責任を取りたいという気持ち」とも言えるかもしれません。
例えば離婚することになった場合に、親権を欲しがるかどうか。
全く争いになることがなく、「やった!また独り身に戻れる。ラッキー!」みたいな人が全体の2割くらいはいるだろうということですw
今後一生子供会えないとしても、特に不都合がないというパターン。
そう考えると、割合としてはやっぱりもう少し多い気もする。
「求められるから役割を演じているだけ」というのは、結構多そうですよね。
ただ、この辺の微妙なニュアンスはとても難しくて。
「そして父になる」という映画の福山雅治は、子供を二人共自分たちで育てようと画策しますよね?
でも、あれは父性というよりは、自分のステータスとか社会的な地位とかを考えた上での独善的な行動です。
全く子供と向き合えていない。
で、色々な葛藤の中でようやく向き合うことができ、そして父になる、つまり父性のようなものが芽生えると。
前半の福山でも、離婚で裁判になったら親権を取ろうとすると思いますよね。
となると、きちんと子供と正面から向き合えるかどうかというのも父性の一つかもしれません。
父親として、子供の人格を尊重するということですね。
まとめ
自分の中の感覚でまとめてみましたが、改めてこういう記事を書いてみると「で、父性ってなに?」ってのが浮き彫りになってきますね。
とりあえず、旦那さんが子供に積極的な関心を持つには時間がかかること、個人差がありすぎることだけは間違いないです。
直接的な解決策は無いですが、夫婦で試行錯誤を楽しむことが一番重要だと思います。
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