底辺介護士が年収を220万→600万へと激増させた転職・副業法を大公開
介護士の年収の限界はいくらなんでしょうか?
介護の現場はめちゃくちゃ大変です。
肉体的にも精神的にもハードで、人の命にも関わる責任の重い仕事だと思います。
そのわりに、お給料低くないですか?
僕は結婚を考え出したころ、現場の介護士として一生働くことが大きな不安になっていました。
正社員の年収は東京でも平均350万円ほどで、責任者になっても500万~600万というラインが限界です。
「給料のベースアップが少ない」という問題は介護保険制度で成り立っていて、プラスアルファの収入を多く見込めない介護業界では難しい問題かもしれません。
介護業界の収入が上がる = 税金が増えるということですから、それはそれでつらいし…。
では、介護士はこの低い水準で緩やかにアップしていく年収を受け入れなくてはならないのでしょうか?
上の画像は僕の年収をグラフ化したものです。
転職と副業を駆使することで、アラサーでも責任者クラスの収入を得ることに成功しました。
「副業は反則!」と思ったかもしれませんが、450万ぐらいまでは介護業界内の転職で上げることができます。
この記事では僕が短期間で年収を激増させた方法を書きたいと思います。
お金のことで将来に不安を持つ介護士の参考になれば幸いです。
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年収220万|老人保健施設で働く底辺介護士
僕が介護士として働き始めたのは老人保健施設でした。
資格はヘルパー2級※しか持っていない僕の月給は、手取り13万円でした。
(※現在の初任者研修資格)
正社員、フルタイム、残業代込みです。
サラリーマンからすればとんでもないブラック企業だと思うかもしれません。
介護の仕事は「夜勤手当」「資格手当」ありきの給与設定になっていることが多く、夜勤なしだった僕がもらえる金額としては妥当なものです。
さすがに都心だともう少し上がると思いますが、介護業界の方なら「あるある」と思っていただける金額ではないでしょうか?
加えて、老人保健施設は医療法人が運営しており業界内ではボーナスが多い傾向にあります。
だいたい3~4ヶ月分の支給で、株式会社の介護施設だとここまで出ることはあまりありません。
月給こそ手取り13万でしたが、このボーナスを含めると当時の年収は約220万円。
手取りだと180万くらいです。
いくら田舎とはいえ、実家暮らしならなんとか…っていうレベルの収入ですね。
3年後に介護福祉士を取得する頃には、ベースアップも含めて手取り18万円ほどいただけるようになりました。
夜勤手当・国家資格取得というイベントはありましたが、3年で月収5万円アップは凄く大きかったです。
このときの年収は300万円に届かないぐらい。
田舎でやっていくには十分な金額でした。
それでも年収200万円台なんて、世間から見れば新卒一年目でも低いと思ってしまう金額です。
今後は昇進ぐらいしか大きな昇給イベントもないのですが、僕が勤めていた間に上司が入れ替わることもなく「介護施設って昇進チャンス無いんだな」と思ったほどです。
毎年5000円前後のベースアップが順調にいっても10年で5万円。
3年で5万円アップした経験があると、10年で5万円というのは気が遠くなりました…。
僕のケースで予測すると、30代で年収350万円前後です。
結婚して、子供ができて…ってなるとお金の問題が常に付きまとう収入です。
そんな10年後の年収予想図ですが、転職というたった一つの行動で翌年から年収350万円になりました。
年収350万|介護福祉士をキッカケに転職し、東京進出
僕が転職先に選んだのは株式会社が経営する介護付有料老人ホームです。
有料老人ホームは住宅型と介護付の二種類ありますが、よく想像される「老人ホーム」なのは介護付のほうですね。
業務内容は老人保健施設・特別養護老人ホームと変わりません。
夜勤込みで手取り23万円ほどいただけるようになり、年収は一気に350万円まで上がります。
これは東京という土地柄もあったんですけど、増えた出費は家賃(+2万円)ぐらいです。
当時の僕はひたすら介護求人ナビ、e介護転職などの介護専門の求人サイトを見ていました。
住んでいた隣の市で年収330万円ぐらいの求人が出ていましたし、求人サイトをチェックして初めて「今の給料低くない?」って疑問を持ちました。
とはいえ、転職って難しい印象がありますよね?
今だから分かるんですが、実務経験+介護福祉士があれば求人サイトに募集をかけている施設に断られることはほとんどないです。
求人サイトへの掲載はお金がかかるので、お金をかけてでも人がほしい施設が貴重な資格持ち経験者を断る理由ってよっぽどタイミングが悪いとかじゃないとないんですよね。
たぶん2年程度の実務経験があれば介護福祉士の資格が無くてもそんなに苦労はしないと思います。
その場合は介護福祉士取得のために支援してくれるような転職先がいいですね。
多くの介護施設は介護福祉士の人員が介護報酬加算の要件になっているので、積極的に後押ししてくれます。
年収450万|有料老人ホームへ転職しキャリアアップ。年収激増
一度目の転職で味をしめた僕は、認知症ケア専門士という資格の取得を機にまた転職しました。
参考:認知症ケア専門士の資格を持っている僕が、試験内容や給料事例を紹介
何社か面接していただいて、その中でも一番評価してくれた介護付有料老人ホームに転職をしたのですが、いつの間にか「自分が転職先を選べる」ようになっていました。
経験と資格のある介護士はめちゃくちゃ転職に強いです。
その時の職場に大きな不満があったわけではないのですが、初めての転職を経験して異なる環境で働いてみて、自分に自信が持てるようになりました。
介護施設って閉鎖空間ですし、外部研修なんかも少ないですよね。
違う環境で働くことはスキルアップとしても最高に効率が良い方法だと思います。
老健だと経管栄養は準備から後始末まで99%看護師さんが対応していましたし、レビー小体型の認知症なんて見たこともありませんでしたから。
転職先となる2つ目の有料老人ホームでは手取り25万円、年収で380万円ほどの条件で採用していただきました。
「主任候補」として期待されての入職でしたので、最高にやりがいがありましたね。
そして、僕が居た東京の施設は役職者であっても入れ替わりが激しかったです。
転職が盛んで他の施設へ移る方も居ましたし、女性の役職者も多かったので産休・育休もありました。
1年ほどで主任に任命されたのは運もありましたが、都会の人材流動は明らかに多いと感じます。
役職者手当は1万円ほどで、ベースが凄く増えたわけではありませんでした。
主任になって一番増えたのは残業代です(笑)
主任の仕事量は施設によって大きく異なると思いますが、僕の場合はシフト作成や研修開催・参加、新人の指導や会議開催・記録などなど。
いつの間にか残業代でかさ増しされた年収は450万円まで上がっていました。
こうなってくると現場での仕事は完全にルーティンワークとなってしまって、介護業務の楽しさを感じる余裕がありませんでした。
僕が初めて転職した時と同じぐらい将来を考えたのが、このタイミングです。
介護士の将来設計。僕が介護士を諦めた理由
結論から言えば僕はまず、ケアマネジャー(介護支援専門員)になりました。
施設現場の人から見れば「何してるのかよくわかんない人」です。僕もそうでした(笑)
簡単に言えば介護計画を立てる人で、多くの介護サービスはケアプランと呼ばれるこの介護計画が無ければ介護報酬が発生しません。
ケアマネジャーを選んだ理由はいくつかありますが、真っ先に挙がるのは身体への負担です。
夜勤もありますし、40年現場で働くことは現実的に難しいと感じていました。
次に介護職は昇給ペースが遅く、年収の上限が低いことがあります。
これに関してはケアマネジャーも同様なんですが、どれだけ頑張っても年収600万円ぐらいで頭打ちです。
僕の感覚では600万円もらえれば十分なんですが、介護職はそこにたどり着ける保証がありません。
ただ働いているだけではいつまで経っても給料は変わらず、頑張って頑張って昇進しなければいけないのが現実です。
600万円にたどり着けるのが何歳なのか、まったく見通しが経ちません。
僕が年収を220万円から450万円まで上げた転職という方法も通用しなくなりました。
役職が付いて、多くの残業代が付いている状況では転職して年収を上げるのはほぼ不可能です。
中途採用でいきなり450万円もらえる介護職は施設長くらいしかありませんよね。
そこで考えたのが介護+副業という方法です。
介護主任という立場だとあまりにも副業の時間が取れないので、副業するための時間を作るためにケアマネジャーになった…というわけです。
僕はインターネットでWebサイトを作って広告収入を得る「アフィリエイト」という副業を選択しました。
ピザの宅配なんかもやってみたんですが、普通に労働する副業は残業と変わらないことに気づいて、時間給ではない仕事を選択しました。
年収350万|将来を見据え、ケアマネジャーへ転職。初めての収入減
在宅ケアマネジャーと呼ばれる、自宅で生活する人の介護計画を立てるケアマネジャーは固定休が多く、多くの会社は祝日や年末年始も休みです。
基本的に担当制なので、残業も自分のスケジュール管理・消化次第ですね。
もちろん夜勤もありません。
毎日9時に出社して、18時に仕事が終わって、土日が休みで…。
最初は戸惑いしかありませんでしたが、生活にリズムができてゆとりを感じるようになりました。
ただ、この転職で収入は激減しています。
残業代が多かったとはいえ、450万円ももらっていたわけですから、未経験ケアマネがそこにたどり着けるはずもなく。
100万円ダウンの350万円!
一般的にケアマネは「介護職からのキャリアアップ」って言われますが、全然そんなことはないですよ。
業務内容からしても「別の職業」と考えたほうがいいです。
都心ならハードな自転車移動こそありますが、僕は運動量が減りすぎて太りました…。
それでも、毎日決まった時間に仕事が終わることは副業を始めた僕にとって最良な環境でした。
目先のお金よりも自分の時間を選択したこの転職は、大きな転機だったと思います。
年収400万|シフト無し、夜勤無し、残業無しのケアマネ誕生
2年目に入ると担当する利用者も上限近くなりました。
在宅ケアマネジャーは担当数=事業所の収入になりますので、インセンティブを支給する会社も多く、僕も一気に年収で50万円ほどアップしました。
担当は増えたものの大きく残業することもなく、非常に快適な職場環境でした。
とは言っても、多くのケアマネは残業地獄と言われるほど残業しています。
残業の原因を軽く説明しますが、ケアマネの仕事は大きく分けて3つあります。
1.担当している人の自宅へ行く(状態把握等)
2.各サービス事業所と連絡調整
3.書類作成、記録(ケアプラン等)
1.2を普通にこなせれば3の書類作成に使える時間はそれなりにあるのですが、入退院や新規の依頼などで「3.書類作成、記録」が後回しにされて残業するケースがほとんどなんです。
つまり、残業しないためにはこの書類作成・記録をいかに効率よくやるかというところなんですが、パソコンに詳しい人が有利なのは間違いないです。
ケアマネの記録や書類作成はすべてパソコンのソフトで行いますので、それを使いこなせるかは超重要な要素だと思いました。
このころは副業も結果が出ず、ケアマネとして充実していました。
同僚の業務を手伝ったり、業務を効率化したり…僕に出来ることがたくさんあって本当に楽しかったです。
年収600万|副業が軌道に乗り平均年収を大幅に上回る
僕が選んだアフィリエイトという副業は結果が出るまでにとても時間がかかります。
しかも、やり方が間違っていればどんなに頑張っても結果が出ません。
副業2年目にして運良く軌道に乗り、年間200万円ほどの収入になりました。
本業の収入と合わせると、早くも頭打ちだと思っていた600万円に到達です。
ケアマネとしては地域でも顔が売れ始めて、研修や勉強会・飲み会などで忙しくなっていました。
ケアマネが仕事をもらうためには、人付き合いが避けられません。
利用者家族から直接依頼があるなんてことは年に1回あるかないかで、地域包括支援センターや病院、受けきれない近隣事業所などから依頼を受けます。
よほど大きな事業所でもない限り、「あの人なら紹介しても良いかな」「◯◯さんなら相性良いかも」と思ってもらえなければいけないのです。
人付き合いはあまり得意じゃないんですが、地域の勉強会や研修には顔を出すようにしました。
その地域の勉強会や研修が業務終了後の時間に行われるので、実質的な残業ですね。
これがほぼ週1ペースであったのはつらい思い出です…勉強にはなりましたが。
介護主任時代と比べればなんてことない残業時間なんですけどね(笑)
副業が軌道に乗ってきて、もっと力を入れたいタイミングだったので凄く歯がゆい思いをしていたことを思い出します。
ただ、介護職の中でも在宅ケアマネジャーは副業との両立には最適な職種だと感じました。
僕が働いていた環境が良かったのもあるでしょうけど、夜勤なし・肉体労働なし・固定休っていうのは本当に良いですね…良いです…。
介護士が転職で注意したいこと
僕はケアマネを含めると約10年で3回も業界内転職をしています。
幸いにも「ハズレ」を引くことなく、良い場所・良い人たちに恵まれました。
そこで、介護士が転職するときに気をつけておきたいことを少しお話したいと思います。
転職時期はボーナス支給後
これは一般的にも定説ですが、辞めるときはしっかりとボーナスを貰ってから辞めましょう!
たった数ヶ月我慢すれば数十万円貰えるのですから、貰えるものはキッチリ貰わなければいけません。
有給消化により発生するお給料は夜勤手当や残業手当がつきませんから、最後にもらうお給料は一般的に大幅ダウンします。
退職前に貯金をしておくのは精神的な安定のためにも必須と言えます。
ボーナスより月給を優先
ボーナス話の続きになりますが、転職組にとっては同じ年収でも月収ベースが高いほうがオトクです。
たとえば夏のボーナスをもらったあとに転職した場合、冬は満額貰えません。
「ボーナスは勤続2年目から支給します」というところもあるので、大損する可能性があります。
結局満額貰えるのはほぼ一年後なので、同じ年収なら月給ベースで貰えるほうが多く給料が入ります。
人員配置、夜間体制の確認は必須
介護経験者の転職は、ほぼ間違いなく即戦力を期待されます。
新人の時のように半年かけてゆっくりと独り立ちまで見守ってくれません。
僕の経験では1ヶ月を終えるころには日勤帯で独り立ちして夜勤がスタートします。
3ヶ月も経てばすべて一人で動けると期待されて迎え入れられます。
ですので、独り立ちした後のことも入職する前に確認しておきましょう!
1フロアに何人の入居者が居て、日勤帯・夜間帯は何人のスタッフで動いているのかはWebサイトや面接時に確認しておきましょう。
経験者なら前職の人数・人員配置と比較すれば分かりやすいですね。
看護師の夜間体制、緊急搬送対応などは入ってから気づく(教えてもらう)ことが多いのですが、入ってから「看護師はオンコール体制なので夜間居ません。緊急搬送時はすべて現場対応です」なんて言われたら失敗した~!って思いますよね。
転職リスクを最小限にする方法
僕は自分の経験から「転職いいよ!」って良くオススメしているのですが、失敗例もよく聞きますよね。
ものすごく大変な入居者さんが居たり、人間関係が最悪だったりするのは入る前じゃ分からないので仕方ないところもあります。
なので、できるだけリスクを取りたくない人には次の方法をオススメしています。
● 派遣で潜入
● 転職エージェントの活用
1つ目は派遣で自分に合った転職先を探すことです。
昨今の介護士派遣は時給も非常に良いですし、短期間であれば収入面でも大きなマイナスにはなりません。
派遣会社の担当者に当たり外れはありますが、派遣介護士を依頼する施設は間違いなく人手不足です。
「とても自分に合った場所なので、正社員として働きたい」と言えば良い返事がもらえると思います。
逆に「とてもじゃないけどここは無理だな…」と感じたら契約期間いっぱいで終了して、次へ行けばOKです。
派遣会社として有名なのは業界最大手の「ベネッセMCM」ですね。
日本全国カバーできていないのが気になりますが、対応地域にお住まいの方ならダントツでオススメです。
2つ目は転職エージェントを活用することです。
派遣という働き方に抵抗のある人も多いと思いますが、そんな人には転職エージェントがオススメです。
一般のサラリーマンや看護師転職ではメジャーな方法ですが、介護士の転職でもここ数年シェアを伸ばしています。
転職先はもちろん、退職の相談にも乗ってくれるので転職が初めてで不安な方にはピッタリです。
完全無料で利用できますので、まずは登録して今の不満や希望を話してみてください。
僕が知ってる中で一番オススメなのはスマイルSUPPORT介護です。
スマイルSUPPORT介護公式サイト:
https://www.h-career-support.com
スマイルSUPPORT介護に登録すると専任のコンサルタントから連絡がありますので、現在の状況や希望する条件、仕事に関する不安などを相談してみてください。
(もちろんプライバシー厳守なので、今の勤務先にバレることもなく安心です。)
そうすると、幅広い求人の中から自分の希望に合ったものを紹介してもらえます。
その中で気になる求人があれば書類選考や面接へ進みます。
面接のスケジュールなど先方との調整も全てコンサルタントが行ってくれるのでいいですよ。
仕事しながら転職活動をするうえでネックなのは時間がないことなので、そういった細かいところもすべてエージェントがやってくれるのは心強いです。
でも面接って苦手、とか転職活動したことないからうまくできるかなと不安な方もいると思います。
特に給料や休みなどの条件面って一番聞きたいところなのに、面と向かってはすごく聞きづらいですよね。
でもスマイルSUPPORT介護は、コンサルタントが代わりに条件の交渉を行ってくれるのです。
もちろん、相談したからと言って必ず転職しなきゃいけないわけではないし、それをグイグイと迫ってくるようなことはありません。
僕のまわりをみてても介護士は転職活動に慣れてない人が多いので、こういった手厚いサポートをしてくれる転職エージェントを選ぶのをおすすめしますね。
登録は、公式サイトの上部にある「無料登録はこちらから」のボタンをタップしてプロフィールや保有資格などを入力すれば、3分くらいで簡単にできます。
転職しようか悩んでいるならとりあえず相談してみれば思います。
ちなみに、求職者が無料で利用できる理由は、採用した場合に事業者が転職エージェントに採用費として支払いをするからです。
求職者はせっかく無料で利用できるわけで、うまく利用しなきゃ損ですよ!
まとめ|介護の資格・経験を有効活用してライフスタイルを築き上げよう
現在の僕はというと、ケアマネを退職して副業だったアフィリエイトが本業になってしまいました!
今はこうやってライターとしてのお仕事もいただいて、完全にWeb業界の人間です。
独立と言ってもすごく稼いでいるわけではありませんし、今でも不安だらけです。
それでも、介護福祉士・介護支援専門員という資格は「なにかあったらいつでも就職できる」という最強のセーフティーネットになってくれています。
僕は老人保健施設と有料老人ホームの経験はもちろん、ケアマネになってからサービス付高齢者向け住宅や特養の人ともよくお話しするようになったのですが、介護職は転職する人があまり多くないように感じます。
入れ替わりが非常に激しい職業なんですが、辞める人は「リタイア」というネガティブな理由がほとんどで、キャリアアップというポジティブな理由が少ないです。
転職って収入はもちろん、自分のスキルアップやライフスタイルの変化に繋がります。
副業の話は置いておいても、ほぼ残業無しで400万円貰えていたケアマネ時代はとても良い環境でした。
収入・業務内容・人間関係…今の環境に満足していない人は多いと思います。
経験や資格など、ある程度の下地ができている人なら転職に挑戦してみてはいかがでしょうか。
介護職はデメリットばかり語られますが、「日本全国どこでも仕事が出来る」という最強のメリットがあります。
同じ場所でずっと我慢して働いていると、このメリットを活かせないのがもったいないです。
僕が介護士にオススメしたいのは「転職で自分のライフスタイルを築き上げる」という方法です。
夜勤やシフト勤務をメリットと考える人も多くいますし、僕のように「夜勤なし・固定休」がベストな環境だった人間もいます。
僕が経験した施設現場、ケアマネジャーの他にもデイサービスや訪問介護、訪問入浴など多様な業種があるのも介護職の魅力だと思います。
もし右も左も分からない!という方は転職エージェントに相談してみましょう。
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