小1の子供の通知表(成績)が悪い。両親が改善して勉強できるようになった方法全部書く
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子育て
もう一つの「小1の壁」が待っていた
正直に言うと、うすうすは気づいていたんです。
でも、その現実を直視することなく、小学1年生の1学期が終了するところまできてしまいました。
息子が持ち帰ってきた初めての通知表を見てみると、、、
「よくできました」が一つもない!
「どりょくしましょう」が結構ある!!
(うちの地域は「よくできました」「できました」「どりょくしましょう」の三段階評価です)
現実を突きつけられました。
子供の良い面ばかりを見てきた
うちの息子は得意なことと不得意なことに結構差があるタイプです。
ギャップがすごい。
例えば、単純暗記はかなり得意で興味を持ったら一瞬で覚えます。
世界の国名と国旗は196カ国全て覚えていますし、首都も100カ国くらいは言えると思います。
2018年にスワジランドがエスワティニになったことも勝手にアップデート済みですw
日本の都道府県、県庁所在地も全部覚えました。
数字も得意で、保育園のうちに掛け算、割り算は理解しました。
九九を言えますし、「割り算は掛け算の反対だよ」と教えたらすぐに理解しました。
こういう要素があるからこそ、「息子は賢い側だろうな」という親の贔屓目がありました。
子供の話している内容が分からない
ただ、全ての基本である「話す」「聞く」「読む」「書く」がかなり苦手なんですよ。
小学校に上がった段階でも、何をしゃべっているのか意味がよく分からないことは多かったですw
「他の子もそんなものかな」と思ってましたが、保育園のお迎えでたまにしゃべるお友達の話している内容のしっかりしていること!
うちの子は明らかにしゃべるのは下手だなと思っていました。
人の話もあまり聞けないし、作文とかは何も書かずに✕をもらって帰ってきます。
読書習慣はありません。
学校の勉強も全てはここから始まっているので、ここができないとどうしても成績は悪くなります。
算数も文章題になった瞬間にやる気をなくす。
なので、考えてみれば通知表は当然の結果でした。
三人四脚で取り組み、ようやく結果が出た!
初めての客観的評価を受けたことにより、今まで目を瞑ってきた問題に対して親が本気で取り組むきっかけになりました。
あの日から夏休み以降、2学期、3学期、そして2年生になり、三人四脚で色々取り組んできました。
そして今回、小2の2学期の通知表でようやく成果が見えるところまできました。長かった。
具体的には、「どりょくしましょう」が無くなり、「よくできました」がぼちぼち増えてきました。
この調子なら、「よくできました」と「できました」が半々になるのは時間の問題でしょう。
将来のオール5も見えてきた。
今回は、僕ら家族の約1年半に及ぶ試行錯誤の連続を洗いざらい書いてみたいと思います。
成功事例もうまくいかなかった例も全部書きます。
そこらのありがちな記事と違ってめっちゃ具体的なので、悩める親御さんに読んでもらいたいです。
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通知表は担任の先生からのメッセージ
解説の前に、まず、子供の成績に極度にショックを受けてネット検索をしてこの記事にたどり着いた親御さんに一言。
通知表は担任の先生からのメッセージ
ですからね。
現時点で極度に心配する必要はない。
ぶっちゃけ、担任の先生によって通知表の付け方は全然違うので過剰に気にしなくていい。
モンスターペアレンツを恐れて、悪い評価をほとんど付けない先生もいるらしいです(それもどうかと思うけど)。
僕らの頃の通知表って相対評価ですが、最近は絶対評価が多いらしいですね。
なので、他人との比較ではなく、先生の主観で付けています(もちろん何らか基準は用意しているでしょうが)。
担任の先生との相性の問題もあり、ある先生には「あまり出来ない子」と評価されたのが、別の先生から見ると「すごく才能のある子」と評価されることもあります。
なので、通知表自体は極度に気にする必要はありません。
先生からのメッセージ、客観的評価に対して、今後親がどのようにアプローチするのかのきっかけと捉えれば良いと思います。
うちの場合は、「話す」「聞く」「読む」「書く」が苦手だから克服頑張ってくださいね!というメッセージとして受け取りました。
間違いない!知っていたさ!やってやるぜ!
両親のスペックと、それに伴う甘え
ちなみに僕ら両親のスペックはこんな感じ。
【パパ(僕)】中学時代はオール5で偏差値70くらい
【ママ】中学時代はオール4の中に5が混じってて偏差値60くらい
なので、ぶっちゃけた話、
自分たちの子供は多分それなりに賢くなるだろう
という漠然とした勝手な思い込みがありました。
多分、同じようなことを感じている人は結構いると思います。
僕も嫁も、「どりょくしましょう」みたいな評価をもらったことは生涯で一度もないんです。
平均より劣っているという評価を受けたことが一度もない。
だからこそ通知表を見た瞬間、「うおっ!きたーーー」という衝撃は正直ありましたよw
また、僕らは家庭環境が良くて小さい頃から規則正しく真面目に努力を重ねてきた側ではありません。
気づいたら勝手にできる側だったタイプ
です。
何かした覚えはないし、親に勉強のことで口出しされた覚えもない。
というか親は基本的に勉強のことなんて全然分からない。
物心がついた保育園の頃くらいから、勝手にできる側だっただけです。
だからこそ、子供に対して何かしらしっかりとしたアプローチをしなくても、
普通に育てていれば普通に賢くなるだろう。日常生活の中で両親の刺激を受けて勝手に学んでいくだろう。
という漠然とした想いがあったわけですね。ぬるい。ぬるすぎる!
今回の記事は、同じような家庭のパパ、ママにピンポイントでお届けしたいと思って書いてます。
と言いつつ、そうじゃないご家庭にも役に立つはずです。
まずは問題点を把握しよう
それでは、やったことを説明していく前に、まずは現状の問題点の把握から。
子供によって問題点は全然違うので、子供をよく観察して問題点を挙げてみましょう。
うちの子の場合、以下が挙げられました。
- 読み書き話す聞くの基礎能力が低い
- 勉強習慣が全く身についていない
- 読書習慣もない
- 負けるのが嫌で勝負をしない
- ママをなめてる
- 先生の話を聞かない、聞けない
こんなところですね。
先に断言しておきますが、小中学校の勉強なんて理解がどうとかそういうレベルではないんです。
反復やれば誰だってできるレベル。
言い換えれば、結局は「量」なんですよ。
できない子のほとんどは単純に量が足りていません。
時間が足りていないのです。
もちろん、要領の良さに個人差はありますよ。
何もしなくても勝手にできる子もいますが、そういうタイプは勉強を勉強と思わずに他の場所で量をこなしていることがほとんどです。
言ってしまえば運がいいだけ。
例え要領が悪くても、習慣さえ身についてしまえば他の何もやっていない子には間違いなく勝てます。
また、僕のような勝手にできたタイプの人間をいずれどこかで追い抜いていきます。
小1で重要なのは、「勉強習慣を身につけること」です。
目先のドリルの問題が理解できるできないなんてどうでもいい。
ただ、直接的に勉強だけだと飽きてしまう、興味を持たないので、親がその子の性質に合わせて工夫しましょうってことですね。
つまり、親の本気度、準備、環境づくりによって子供の成績は大きく変わります。
特に男の子は不真面目で飽きちゃうので、ゲーム性を作ってあげられるかどうかで興味は大きく変わります。
これは経営論でも同じで、従業員にゲーム(仕事)のルールと意味や楽しさを伝えるのは基本です。
ママは女性なので、男の子のこの点がいまいち理解できずに苦労しているパターンは多いと思うんですよねー。
男の子は基本遊びたくてしょうがない生き物なので、遊び要素が必要なのです。
問題点で挙げたとおり、うちの子は明らかに量が足りなかった。習慣が無かった。
ちょっと前までは保育園児だったので、ほぼ何も管理せずに勝手に遊ばせてましたからねー。
スマホ与えておけば静かにしてるじゃん?みたいな。
なので、そこさえ根気強くやっていけば問題を解決できるという自信はありました。
あとは組み立てて日々やっていくだけ。それが大変なんだけどw
量以外の問題の解決
「負けるのが嫌で勝負をしない」のは、勝負慣れしていないと起こる問題です。
失敗するのが嫌、怖いってことですね。
そりゃ誰でも嫌だよね。
なので、日々の中で勝負回数を増やして成功体験と失敗体験を増やしたり、失敗が成長につながることを実感させればいいですね。
いいですねってそれが難しいんだけど。
ママをなめてる問題は結構多くの家庭でありそうなんですけどどうでしょう?
うちの嫁が甘すぎるかもですが。
性格的に怒れないんですよねー。
この辺は何が答えなのかは分かりませんが、うちの場合は嫁が甘い分、僕が怒り役、嫌われ役をやってます。
損な役回りですが、バランス取らないといけないので。
先生の話を聞けないのは致命的です。そりゃ「よくできました」はもらえない。授業中に聞いてないんだから。
というのは最初の授業参観で実感しました。
すぐに聞き漏らすし、ひな壇芸人がガヤ入れるみたいなことを一人でやってるんですよねw
手を挙げて発表しないくせに、ご意見番みたいに勝手に喋ってるという。。。
基本的なルールが分かっていない。見てて笑えたけどw お前はフジモンか。
「読む」「書く」「聞く」「話す」の能力は連動するので、うちの場合はここが最重要課題でしたね。
それさえ解決すれば、元々暗記力はめちゃ強く、数字も好きなだけに一気に伸びるはず。
問題が生じる原因・要因をピックアップ
次に、上記の問題が発生することの家庭環境面の要因を考えました。
何かの問題は何かの原因によって生じているわけです。
- 家庭内に規律がない、少ない
- 常にいいことがありすぎてご褒美感がない
- 生きている上で希望が満たされるのが当たり前になっている
- 両親が共働きで、小学校に上がったのに忙しさで何も対策できていない
第一子で、嫁両親からすれば初孫で、嫁両親の家に入り浸りしている(もちろんこれのおかげでとても助かったけど)。
とにかく周りが全てを用意してくれる。
最近の子は財布がいくつもあるなんて言われますが、うちの息子はもう10コくらいありますから。
めちゃくちゃですよ。
僕、ママ、義両親、僕の実母、おじ1、おじ2、嫁のおばあちゃん、嫁のおばさん、嫁のおじさん。
ココらへんが僕の知らない間に何かを買い与えてしまうので、全然コントロールできません。
勝手に溢れてくるおもちゃ達。
もちろん何かを買ってあげる以外でも、常に色々用意してもらい愛情が注がれまくってる感じです。
ちょっとお腹が減ってきたらすぐに好きなものを与えちゃう。
周りが先回りしちゃうんですよね。
以前からこの状況にヤバさは感じていましたが、案の定という感じ。
典型的な一人っ子、おぼっちゃんになってしまいました。
しゃべる能力が発達しないのも、自分から意思表示しなくても楽しいことは周りから勝手に降り注いできますからね。
興味関心を引く必要がないから、基本的なコミュ力も伸びるわけがない。
相手の気持ちを察する必要すらない。
平和で呑気な子供に育ったのはいいんですが、明らかに弊害もある。
小学校1、2年生のモチベーションはどこにある?
小学校1、2年生のやる気スイッチというか勉強へのモチベーションは、一番強いのが、
親に褒められる。ご褒美もらえる。怒られたくない
であり、二番目が、
単純な興味、関心
です。
他人に勝ちたいとか、いい学校に入りたいとかはもうちょっと先。
つまり、親や保護者に褒められる、喜んでもらえる、ご褒美もらえる辺りに特別感が必要なんですが、うちの場合は毎日この状態というか。
そりゃ特別感はありません。
そこに価値を見出すためにも、環境の整備は必須でした。
規律を作り、普段は節制することでその開放に喜びを感じられます。
怒りだけで制御するのは最悪だし、とにかくメリハリが重要。
保育園の間は放任でだらだらを許してきましたが、このタイミングでそろそろ変えなきゃなと思いました。
まずは生活面の改善から
以上をふまえ、生活習慣面で具体的に改善したのは以下です。
- 好きな時間、欲しいときに食べ物、飲み物を与えない
- 寝転びながらダラダラテレビ、スマホを見ることの禁止
- 人の話を最後まで聞く。正しい姿勢で聞く
- 話の割り込みがあったら注意する
- 食べているときに動き回らない。座って食べる
- 10時までに寝る
- 遊び時間にテレビ、スマホを見るのをなるべく減らして頭を使う遊びを増やす
- 時間の有効活用、無駄な時間を減らすことを親が常に考える
- 嫁両親の家に行く回数を減らす
見ての通り、「保育園までにやっておけよ」レベルのひどい話ですw
共働きということもあり、正直かなりいい加減になっていました。
僕も会社立ち上げ直後で忙しかったんです。←100%言い訳
結局、子供の問題は親の問題です。
親の生活習慣に問題があるから、子供にもそれが反映されてしまうわけでね。
分かっていても、それを正すのはなかなか大変です。
現実は厳しい。
具体的にやった施策を紹介&解説
長くなりましたがようやく前提を説明できたので、ここから具体的にやったことと、その解説をしていきます。
とてもうまくいったこと、それなりにうまくいったこと、うまくいかなかったこと、全部書いてみます。
【】でそれをやる目的も書きます。
勉強などの達成表を作る。できたら毎日シールを貼る【習慣化・達成感】
子供はシールが好きなんですよ。
特に男の子は何かやるごとにシールを貼って積み上げていくのが大好きです。
レベル上げ感覚。個人差ありますけどね。
達成感を得ないと楽しく勉強できないので、まずはこれを作りました。
大きな模造紙を買ってきて表を作り、そこに今後やっていく勉強内容等を書き込み、リビングの壁に貼り付けました。
10マスごとに「レベル10」とか書いておいて、ゲーム感覚を演出しました。
もちろんシールは本人に貼らせますし、10マスなどキリの良いところは特別なシールを貼らせます。
項目は今やってることとか、宿題とか、自由に決めればいいです。
習慣作りと達成感を得るのが目的なので。あとから追加するのも想定して。
うちの場合は学校の宿題やドリルなど基本的なこと、このあと下記で紹介すること、お手伝いとか学校での発表とかも項目に入れました(発表せずにガヤばかりだったので)。
ひらがなカタカナすらちょっと怪しかったので、最初はその辺からやりましたね。
50音一通り書いたら1シール。
結果的に1年の夏休みから2学期の間はこれを続け、最終的に一番頑張った項目は100を超えました。
確か学校での発表だったかな?
子供はどんどん上に伸びていくのが楽しくて頑張ってくれます。
模造紙も継ぎ足しました。
写真、撮っておけば良かったなー。
現物を提示できず申し訳ない。
うちの場合レベル10ごとにカウントして、合計でレベル100を達成したらご褒美をあげてました。
欲しがってたおもちゃを買ってあげるとかですね。
だからこそ、先に書いたとおり生活習慣の見直しが先に必要です。
いつでも買ってもらえたらご褒美感なくなっちゃうので。
1年の3学期くらいには勉強習慣が身についてきたので、気づいたらシールを貼らなくなっちゃいましたね。
というか、多分もうシールが貼れない状態になって、更に紙を足すかどうか言ってるうちに自然消滅パターン。
グッド&ニュー【話す・聞くの強化】
これは何かの起業本で読みました。
会社の朝礼を形式的なものにせず、ボールを受け取った人は24時間以内の良かったこと、新しいことなどを3分程度で披露するという感じです。
いずれ会社の従業員が増えたらやってみようと温めていましたが、こんなところで使うことになりました。
とにかく楽しかったことなど自由にしゃべらせて、終わったら話の内容に関する質問をし、それも終わったら拍手するという流れです。
それを交代でやります。
例え親の前とは言え、自分のことをフリーで話すのはなかなか難しいです。
また、親の話をしっかり聞いて質問するのも良い訓練になります。
何より、「何を良かったことと感じるのか」を共有し合えるのは家族として良いことです。
相互理解が深まりました。
ただ、うちの息子の場合、これをやると何故かう◯こがしたくなって途中でトイレに行くというよく分かんない状態になりました。
多分、多少の緊張感と、じっと立って話すという姿勢をすることがあまり無く、重力で下がってきてもよおすのかもしれません。
子供の便秘対策にもオススメですw
これにより、息子は大きな声で話すということは徐々に慣れていったと思います。
また、質問力も向上したように思いますね。
これも1年の3学期の途中くらいでやめちゃいました。
続けたかったんですが、親の話すことが無くなってくるのは問題点でした。
僕は日々仕事の話しかなく、内容が難しくて息子が聞いてられない、みたいな。
もう少し何とか改善したかったですねー。
興味のあるアニメやゲームのマンガを投入【読む習慣づくり】
息子は読書習慣がなく、多少の文字アレルギーがありました。
これは小さい頃からの絵本の読み聞かせの量とかが反映しちゃうみたいなので反省すべき点もありますが、やっぱり個人差は大きいです。
興味のある子は親がほかっておいても本ばかり読んでいるので。
で、そんな子にいきなり本を読ませるのはハードルが高すぎます。
なので、どうにかマンガを読ませることを考えました。
当時、アニメでドラゴンボール超とクレヨンしんちゃんを見ていたので、それを買い与えました。
あ、あとゲームでマリオ系をよくやっていたので、スーパーマリオくんも与えました(まだ連載してた!!)
結果としては、ドラゴンボール超はハマりましたね。
初めて繰り返し読む本になりました。
その後ドラゴンボールの原作のほうも渡しましたが、こちらも結構読んでいます。
親子でドラゴンボールトークがまともにできるようになりましたw
クレヨンしんちゃんとスーパーマリオくんはあまり読みませんでしたね。
当たり外れあるので、そこは様子を見つつという感じで。
あと、よくある歴史漫画とかも買い与えましたが、流石にまだ早かったです。
そのうち読んでくれるでしょう。
習慣ができるまでは、一日の中にきちんと読書の時間を設けてその時間は親も何か読書することにしました。
夕ご飯後ですね。
基本的に、親がやらないことは子供もやらないです。
親が子供の前で勉強していない、読書をしていないのに、それをやれというのは無理ですよ。
親が行動で見せること、とことん付き合うことが大切だと思いますね。
本ならばいつでも何でも買ってOK【読む習慣づくりパート2】
マンガに慣れてきたところで本に移行しました。
と言っても難しい本じゃないですよ。
興味のありそうなところを探り、「学校で読んだ」と言っていたのでかいけつゾロリシリーズとおしり探偵シリーズの本を買いました。
これは2年生になった頃かな。
かなり習慣が付いてきていたので、暇な時間とかは本を持ってきてソファで読むようになりました。
読書習慣化はそれなりにうまくいったと思うので、今後もタイミングと興味に合わせて徐々に難しい本にしていきたいと思っています。
YouTube、TVアニメ、TVゲームは1日合計で30分まで【無駄な時間の排除】
新しいことを始めるということは何かを捨てるということです。
時間は有限なので。
うちの場合は、この時間がどう考えても無駄だったのでバッサリ捨てました。
と言ってもいきなり0はきついはずなので、「1日30分まで」にしました。
言い換えると、今まで1日3時間も4時間も録画したアニメやYouTubeを見ていたのでゆるすぎただけですが。。。
この辺って、正直親にはとても助かるんです。
その間はずっと静かにしててくれるので。
子育てしていて忙しい家庭であれば間違いなく同意してくれるはずですw
でも、これに甘えて良いのは保育園まででしょう。
うちの場合は小学校に入ってもその習慣のままだったのが失敗でした。
本来、年長さんくらいで徐々に慣らしていくべき案件でしたね。
僕としては元々、YouTube、TVアニメ、TVゲームなどで刺激を受けることもプラスになると考えていました。
しかしこれは大きな誤算で、子供はこれらの刺激について映像的、音声的刺激を楽しんでいるだけなんですよね。
しっかりと情報を受け取ってはいないので、例えば語彙力が上がったりはしないですね。
言葉を言葉として聞かず、単に音の刺激として聞いています。
受動的メディアの怖さはこの辺にあります。
思えば、大人でもテレビをだらだら見ている人と、読書習慣のある人では語彙力や知識量の差は歴然ですよね。
あと、自分で選ばせるということもしました。
自分の意思で物事を決めれるように、組み立てられるように。
自分で決めれば計画性も出ますよね。
今はゲームがやりたいから、アニメとYouTubeはやめておこうとか。
その後、慣れてきたところでYouTubeは完全にシャットアウトしました。
残念ながらあれは本当に無駄ですね。
子供に害悪なものも多いです。フィルターがほとんど無いので。
TVアニメも録画したものはほぼ全て消しました。
繰り返し見る面白さは分かるけど、その瞬間に集中して見ることもなくなりますからね。
基本的には放送時間だけ見れる仕組みにしました。
現在ではTVゲームも平日はやらないようにしています。土日祝のみ。
平日って全然時間がないですからねー。
いきなりやるのは無理なので、徐々にやるのがいいと思います。
アニメを見たら、ゲームをしたら必ず感想を言う【話すの強化】
本人のやりたいこと、好きなことを何とか勉強や向上に繋げたいと考えました。
なので、アニメを見たら、ゲームをしたら必ず感想を言うことにしました。
これは慣れてきたところで文章として書かせることに変えました。
やはり文章力を向上させるには日々書かせるのが一番手っ取り早いので。
ただ、アニメを見る、ゲームをする回数が減ったところで、これも途中で自然消滅しちゃいました。
結果的に自然消滅しちゃうことはよくあるんですけど、まあそれもしょうがないという感じで。
まずはやってみることが大切だと思います。
良いものは結果的に残るので。
あまりガチガチに考えないほうがいい。
国の本を買ってあげて一緒に読む【読むの強化】
絵本の読み聞かせが足りなかったと反省し、当時一番興味の強かった国の本を買ってあげて一緒に読むことにしました。
「世界の国ぐに大冒険」という本です。
これは興味が強かったので一気にハマりましたね。
今でも取り出して勝手に読んでますよ。
その後、国のクイズを出し合ったりするようになりました。
パパ・ママともに国系の問題は強くなりましたよw
ママは元々地理や世界遺産が好きなので、僕以上に首都とかを覚えましたね。
親も一緒に楽しんじゃうのはかなり重要なポイントだと思います。
漢字辞典からのうんこ漢字ドリル【国語力の強化】
これはうちの子にはめちゃくちゃヒットしました。
映像記憶が強い
単純暗記が強い
この辺をどうにか勉強にストレートに活かしたいと考えていました。
国旗や国名はなかなか直接は生きないですからねー。
色々考えましたが、漢字に決めました。
当時は漢字に全く興味がありませんでしたが、多分うまく導けば興味を持つだろうなーと思い。
まずは興味を持たせないといけないので、漢字の辞典「小学生のための漢字をおぼえる辞典」を買いました。
これを一緒に見ながら、粘り強く興味のあるポイントを探っていきました。
うちの子の場合、僕と同じで数字に執着があるので画数から入っていきましたね。
どの漢字が何画なのか覚えるのにハマった感じです。
めちゃくちゃ画数の多い漢字とか子供は好きですよ。
「鬱」はもちろん、この本には出てきませんが、画数系で有名な漢字「ビャン」も書けるようになりましたよw
↓これですね。
で、うまいこと漢字に興味を持ったので、そこで「うんこ漢字ドリル」に入りました。
これも上記の達成表に入れ込み、本人はこれが気に入ってこれを一番頑張りましたね。
色々おだてたり一緒にうんこトークをしてやる気にさせ、一通り終わったら次の学年のが買って欲しくなる状況を作りました。
気づいたら6年まで一通りやってましたよ。
1年の3学期か、2年の1学期の途中くらいかな。
完全な丸暗記なので熟語の意味は全然分かってないです。
でも、それでもいいと判断しました。
僕も小さい頃そんな感じだったので。
勉強面で得意なこと、クラスの中で1番になれることを作れば、自ずと自信が出てきて他の教科もそれに引っ張られます。
僕の場合も、考えてみると飛び抜けてできるのは算数だけでした。
でも、算数が飛び抜けている分、他の教科も自然と頑張っちゃうんですよね。
一つ飛び抜けて得意なことを作ってあげるというのはとても重要だと思います。
特に男の子の場合は、自分に自信がないとイジメられる原因になったりもするので、何か一つ作ったほうがいいと思ってます。
あと、読むのが苦手な場合って、単純に熟語、語彙の知識量が少ない場合が多いんですよね。
英語の長文でも、単語さえ知っていれば文法が分からなくても何となく意味が分かるというのはセンターを経験してきた人なら理解できると思います。
読めないアレルギー克服のためにも、とにかく知ってる単語量を増やすことを目的として漢字の勉強をしました。
うんこテストからの漢検受験【更なる漢字強化、目標、達成感、自信】
あっという間にうんこドリルを小6まで駆け抜け、熟語は難しくて分からなくても漢字自体は覚えてしまった息子。
ここでさらなるアプローチをと考え、漢検を受験することにしました。
というか、その前にもう一段階挟んでいて、ちょうど良いタイミングで「うんこかん字テスト」が発売されたので、それも小2~小6までやりました。
うんこ漢字ドリルとは違った文例なので、もう一度楽しく勉強できます。
熟語も豊富です。
で、せっかくここまで勉強してきたので、目標や達成感のためにも漢検受験を考えました。
経験や試験慣れとしても最適ですよね。
最初は「合格すること」を経験させたかったので、無理せず小学校3年生までのレベルの8級を受けました。
漢検は年3回開催されていて、2018年10月に受験しました。
無事合格して本人は自信をつけたみたいで、「僕は小6までに1級まで取る!」と張り切っています。頼もしい。
次回は2月ですが、しっかり進めていくためにも無理せず小5までの6級を申し込みました。
一つだけ飛び級。
で、お手本を見せるために、つい先日僕も漢検2級の申込みをしました。
試験日は2月3日なので年末年始を除くと残り一ヶ月。マジでちょっとやばい。
正直に言えば、例え不合格になっても「パパでも失敗することはあるんだよ」を教えられるのでどっちに転んでもいいよね、とは思っていますが、やるからには合格したいですね。
頑張ります。
Think!Think!という知育アプリ【基礎力向上、間違えることの怖さ克服】
これは現在は有料になっちゃって残念なんですが、当時は完全無料で利用できました。
もしかすると今はまた基本プレイ無料に戻ってるかも。
興味があれば探してみてください。
かなり質の高い知育アプリで、知能指数検査のテストみたいなゲームを楽しめるアプリです。
問題パターンが多く、全国順位も出るので、正直大人でも楽しく続けられます。
僕もこういう系は大好きなので、息子と競って遊んでいました。
息子もゲーム欲の強い人間なので、簡単に入れましたね。
1日10分のプレイがご褒美みたいになっていました。
日々続けることで基礎力や、間違えても考える力をつけることができます。
有料でも選択する価値のあるアプリだと思いますね。
最初のうちはうまくいかない度に泣いていたんですが、徐々に慣れていって「失敗の怖さ軽減」にも役立ったと思います。
100マス計算【計算力向上・成長の楽しみ】
算数はセンスだと思っている人も多いですが、算数も量ですよ。結局。
数字に強い人は、例えば7と6を見たら13と42が0.01秒で頭の中に勝手に浮かんでいるんです。
それは反復繰り返したことによって条件反射レベルで出てきちゃうんですよね。
数字に対する基礎力があるかどうかでその後の算数、数学の得意不得意は大きく変わってしまうので、早めに対策をしておくのがいいです。
もちろん日々時間を計測しました。
スピードを意識するのは重要ですし、タイムが伸びていくので自分で成長を実感できる楽しみも得られます。
ただ、これは1年の夏休みだけで終了しました。
うちの場合は、限られた時間の中で計算をやっている場合じゃないとなり、国語力強化に絞った感じです。
当時は算数は大丈夫そうだったので。
しかし、現在はむしろ算数が落ちてきた気がします。
あちらを立てればこちらが立たず。難しい。
なので、冬休みに復活させようと思ってます。
百人一首【暗記力、言葉の勉強】
1年の3学期に学校のレクリエーションでやったようで、なぜかかなり興味を持っていました。
たまたま勝てたのかな。
それならばやるしかないでしょとなり、うちの中で百人一首をかなりやりました。
最近は読み上げてくれるアプリがあるので、親子3人でも3人バトルができるので便利です。
最初のうちは反射神経だけで僕が勝っていたんですが、息子があっという間にほとんどの歌を覚えてしまい、下の句を言う前にどんどん取るようになって勝てなくなりました。
で、ここからが分かれ道です。
どこまで親も付き合えるか。
息子を伸ばすためには、親も強くならないといけないので。
案の定、僕らも結構覚えました。
「むすめふさほせ」とかもやりました。
覚え方のコツのサイトとかも参考にしたり。
ただ、ほぼ100首全ての歌を丸暗記してしまった息子には結局勝てなくなりました。
息子が取りそうな札を息子の手の動きを見て反射神経だけで僕が先に取るというセコい戦法まで駆使しましたが、息子がその対策もやり始めてもうお手上げです。
ガチで勝負しても息子に勝てないものが徐々に増えてきて、お父さんとしては嬉しいような悲しいような、やっぱりとても嬉しいですw
高速のジャンクションに興味を持った瞬間に道路地図本(マップル)投入【地理の勉強】
これもめちゃヒットしました。
元々国を全部覚えているので、地理の興味は強かったです。
でも、日本地図はそれまでそれほど興味を示さず。子供の感覚はむずい。
で、2年生の1学期くらいに、どこかに出かける度に高速のジャンクションに興味を示していることに気づきました。
何ジャンクションなのか知りたがり、覚えようとしていたんです。
なぜか最初はインターチェンジには興味を示さず、ジャンクションのみw
あ、元々道路標識に興味があって黄色看板のコンプリートとかしていたので、その影響でジャンクションの看板とか見たのかもしれません。
これは地理を覚えさせるチャンスだと思い、その瞬間に愛知県のマップルを買い与えました。
もちろん、一緒に地図でジャンクションを見て楽しむわけです。
これはもう当然の食付きで、一時期はずっとマップルばかり見続けていました。
何が気持ち悪いって、何ページがどの地域なのか完璧に暗記するわけですw
「56ページは何?」「一宮と一部稲沢」とか。
子供ってこういう全く役に立たない暗記もして、大人から見ると「もっと意味のあること覚えてよー」って思ったりしますが、暗記力の強化には繋がるので自由にやらせるのが良いかと。
その後はインターチェンジも好きになり、そもそも高速道路が好きになり、今では「◯◯県〇〇市のどこどこに行く」と言えば正確な道順を教えてくれます。
「そこは〇〇インターから入って、◯◯ジャンクションを通り、◯◯インターで降りればいい」とか。
あと、ネットで調べて、「日本全国のかっこいいジャンクション」とかも教えてくれますw タモリ倶楽部に出れるぞ。
ちなみに、息子は垂水ジャンクションが好きです。
これは確かにジャンクション界隈では王道。
僕は楠ジャンクションが好きです。形がキレイ。
一旦まとめ
あまりにも書きたいこと、書くべきことがありすぎて記事が長くなりすぎました。
この記事への思い入れが強すぎる。
一旦打ち切りとし、続きは後日書いてみたいと思います。
よろしければまた読んでみてください。
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